〇〇しないと出られない血鬼術 参※リクエスト停止中

無一郎と三つ編み【リクエスト】 ページ27

【無一郎の髪を三つ編みにしないと出られない部屋】


無一郎の髪は綺麗だ。

特に手入れをしてるわけでもないのにとても綺麗。


私だって、お手入れしてるが血がこびりついて痛んでると言うのに。


そんな髪を今から三つ編み。


楽しみ以外他ない！




「…………」


もはや何度目だ？というこの部屋に順応したようで何も言わずに三つ編みをさせてくれる。



(あ、三つ編みって言えば蜜璃さんだよね。


お揃いにしよう！)


蜜璃さん独特の三つ編みを３つ作る。


『できた！』


真正面から見た無一郎は、不思議そうに三つ編みを見ていた。



元々の中世的な顔立ちに加え、その仕草が可愛くて


つい、言ってしまったのだ。



『か、可愛いぃぃぃぃぃ！蜜璃さんの弟みたい！』


無一郎の眉がピクリと動く。






何か怒ってる？



そう理解した時には遅く。


すでに唇は奪われていた。


『んっ……んー！！！』


突然のことでちゃんと息もしておらず、早々に苦しくなり抗議する。


もちろん。そんなので止まるなんて思ってない。



抗議のための声は小さくなり、


次第に受け入れてしまった。









唇が離れたのはそのすぐ後で。


息が切れて、涙目の私の唇を人差し指でゆっくりとなぞる。


「バカだね、Aって」


叩くような、撫でるような微妙な感じで頭を触られる。




「忘れたようだから教えてあげる」



耳元に唇が近づき、囁かれる。





【俺だって、君を求める1人の男だからね】




おや？あいねさんに言いたいことがあるみたいです！



「リクエストいつもありがとう。


毎回楽しんでもらえてるようで、俺も嬉しいよ。


で、今回の話は君の失言によるお仕置きで口づけをした訳だけど、もちろんわかってるよね？


……はぁ



理由は、君が俺を可愛いってしかも弟見たいって言ったこと。


恋人に弟とか、可愛いとか言われて喜ぶ奴がどこにいんの？



そこら辺、俺の恋人なら理解して行動してね」


リクエストありがとうございます！

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