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「 今日はダメだ。 」
キッバリとそういえば、「 え! 」と目を見開いて驚くA。
「 今日はってことは、明日はいんじゃね?」
「 あ!でも、明日ならいいんですか!」
花巻の一言ですぐにパァァァと明るくなる彼女。
花巻に向けて、おい。と睨めば、
ごめんと言うように笑いながら手を合わせてきた。
「 岩ちゃんばっかズルい!俺の筋肉なら全然触っていいけど? 」
及川がTシャツをめくる。
浴に言う腹チラというものだとクラスの女子に教わった。
だが、それにAは全く反応せず、
「 好みの筋肉じゃないです。 」とプイッと効果音がつきそうなくらいに顔を背ける。
「 フラれてやんのwww 」
「 ざまぁw及川ww 」
松川と花巻が笑いながら及川を指さす。
俺はそれを横目に更衣室に向かって歩き出す。
すると、
「 何が嫌なんですか! 」
と俺に向かって言ってくるA。
「 いや、別に嫌じゃねぇんだ。ただ触り方がえろいというか、くすぐったいというか、、 」
頭を掻きながら理由を言う。
くすぐったいのだけは勘弁なんだ。
俺はそう言って練習着に着替えるため、更衣室に入った。
……あと、Aが変質者にならないために抑えてやらねーとな。
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作者名:しゅがあ@本垢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=78c0d17521a8193583c78824419caf61...
作成日時:2020年3月5日 22時