婚約者が浮気したけど面白そうなので見守ります【五条悟】

浮気が18回 ページ28

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Aside


小鳥遊A 7歳
私はの目の前には今後、呪術界を先導するであろう男の子＿＿五条悟がいる



そしてその五条悟は瞳に薄い膜を張ってこちらを睨んでいる



(言い過ぎた…かな？)



私は同じ世代の子と比べて幾分か落ち着いてて考え方が子供らしくないと自負している
そんな子供らしくない雰囲気が怖いのか、今まで会った子なら "初めまして” の時点で泣いてどこかに行く



目の前の五条くんは口は悪いものも、実力とメンタルは他の子よりあるほうだと思って少しからかっただけだったが泣かせてしまった。本人は否定するだろうけど




『やっぱり何でもないや。それじゃあ』



五「待て！」



部屋に戻ろうとして五条くんに背を向けようとしたが腕を掴まれた



五「いつかぜってぇお前を泣かす！そんでお前を、俺のものにするっ！……っだから待ってろ！A！」



(涙目で言われてもなぁ……)



正直こんな事を言われるのは初めてじゃない
今まで会ってきた男の子達に似たようなことを言われたことは両の手で数え切れないくらいある
誰に言われたとかはもう記憶にない
だからこういう時はお母さんに教わった通りにするのが無難



『いつか私を倒してね、待ってるよ。悟くん』



五条くんを真っ直ぐ見つめて微笑む
するとお決まりのように顔を真っ赤にして顔を逸らす



(色が白いと赤が映えるなー…リンゴ食べたい)



五(こいつッ！今俺に笑って…)



『それじゃあバイバイ』



五「お、おう」



五条くんが赤面しているとも知らず私は部屋に戻る
そして家に着く頃にはすっかり忘れていた



五「小鳥遊…A、かわいかった…」

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