Orange ball 3【青峰大輝】

６８話 ページ9

「「ありがとうございました」」

　









部活が終わった









　




柴山「A今日調子よかったね〜」


『え、そう？それより早く片付け！』


柴山「そんなに急いでどうしたの？」


『実は……』









と。昨日会った出来事を乃蒼に話す









柴山「ひゃぁ…ドキドキしちゃう…！！」








と、自分の胸を押さえる乃蒼



この子毎度毎度リアクションが大きい








柴山「えー、じゃあ練習試合見に行かないの？」


『うんー。だって海常って神奈川でしょ？
今から行ったとしても少ししか見れないよ？』


柴山「そっかー」


『それより早く！！』


柴山「ほいさ！」









ダッシュで片付けて


ダッシュで着替えて


ダッシュで帰った









　









　






家に着くなり速攻シャワーを浴びる



用意しておいた服に着替え髪を整える



肩ひも付きのオフショルに



膝より少し上のスカート







　







少し…ほんの少し



攻めてみた。









でもいざ着てみると結構恥ずかしい









　







『大胆…すぎでは？』









でも、このくらいしないと大輝はきっと



意識してくれないだろうし…









　









いざ、参る！！！









ガチャ









　









　









青峰「よお」





『え………！？』









　









玄関のドアを開けたら目の前に大輝がいた









　







青峰「おせぇから迎えに来た」



『あ、ありがとう…』









わ、私服…









初めて見るわけじゃないけど








なんでこんなにドキドキするんだろう









　









　









青峰「行くぞ」




『あ、うん』









私の服、変じゃないかな…



可愛い…とか思ってくたりしないかな…









…しないか









　









　









・




・




・









　









　








『どこいくの？』



青峰「そこら辺の店」



『そこら辺って…特に決めてないの？』



青峰「あぁ」









　








と、いいつつ大輝の足はスムーズに進んでいく









　









　









『そういえば買い物って何買うの？』



青峰「…誕プレ」



『……だ、れの？』



青峰「さつきだよ」









ああ、さつきのか、と安堵





ていうか、毎年あげているんだ…





私何かもらったことあったっけ…









　









　









ないや

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