71話 ページ12
青峰「お、わかってんじゃんw」
『ひどい!今153だし!女子平均ちょい下だし!』
とか190近くある男に言ったって無駄かもしれない
青峰「何cmだろーが変わんねぇよ」
ポンッと頭に手を置かれる
ああもうほらそういうところ!!
ほんとに、もう……
ブーブーブーブー
ポッケに入ってたスマホが震える
ディスプレイを覗くと
黄瀬くんからの電話だった
『もしもし?』
黄瀬≪あ、Aっち?もー!
何で試合来てくれなかったんスか!≫
『ごめんて。午前中練習だったんだよ』
黄瀬≪遅れてでもいいから来てほしかったス!≫
青峰「誰からだ?」
黄瀬(…!この声は青峰っち…)
『あ、黄瀬くんからだよ』
黄瀬≪今一緒にいるんスか?≫
『うん。大輝に買い物に誘われてね』
黄瀬≪ふーん≫
(オレの誘いよりも青峰っちを選んだんスか
オレのほうが早く誘ったのに…
LINE交換したときの笑顔も
オレに向けてではない…
ほんと
“複雑な気分っスね…”)
『試合どうだったの?』
黄瀬≪あー、負けちゃったっス≫
少しトーンを下げて話す黄瀬くん
試合に負けて結構落ち込んでるのかな
ていうか黒子くんたち勝ったんだ。すごいな
『そっか。お疲れ様』
黄瀬≪どうもっス。んじゃ、用はそれだけ何で≫
『あ、うん?』
黄瀬≪Aっちの声聞けてよかった≫
ドキッ
いやドキじゃねぇよ!!!
黄瀬≪んじゃ≫
プッと切れる電話
ときめいた、とはなんか違くて…
やっぱり黄瀬くんの雰囲気が変わると
なんか意識してしまう
青峰「なんだって?」
『今日
青峰「へぇ。テツたち勝ったんか」
と言いつつあんまり興味なさそうなご様子で
青峰「そろそろ帰るか」
『そうだね』
時間は17時を回っていた
空には綺麗な夕暮れ
あっという間だなー
2人並んで駅に向かう
大輝はいつも私の歩幅に合わせて
歩いてくれるのを知っている
だから
私はもう少し一緒にいたかったから
いつもよりも少しだけ
ゆっくり歩いた
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あっぷるな(プロフ) - 月依さん» こんなこと言われたらドキドキしちゃうよ、、と思いつつ書いております(笑)ありがとうございます!(* > <) (2020年11月15日 23時) (レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるな(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!頑張ります(*^-^*) (2020年11月15日 23時) (レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 青峰くん好きなのに他の人にもドキドキした。つらい…(語彙力)こんな時間まで読み込んでしまいました。こんな世の中ですが、更新頑張ってください_(┐「ε:)_ (2020年10月31日 3時) (レス) id: 3ab274a197 (このIDを非表示/違反報告)
M - 更新待ってます!!頑張ってください。大好きです(*´∀`*) (2020年10月27日 22時) (レス) id: 6ba727d14b (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるな(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると頑張れます、、!!(;_;) (2020年8月11日 20時) (レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぷるな | 作成日時:2020年6月22日 12時