出来れば関わりたくなかったデス [ HQ ]

Ep.36 ページ38

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あの後先生に捕まったが
体調が悪くてトイレにいましたと言えばすぐに解放






リナ「 A、今日部活行くんか？」



『 うん、財布汚されてずぶ濡れになっただけでそれが部活休む
理由にはならんからね。 』





リナ「なっただけって、結構な事やと思うけど」



『 大丈夫、リナも練習試合近いんやろ？』


リナ「せやけど .... はぁ、わかった 。 Aの決めたことならアタシは口出しせん 。 でもちょっとでも辛かったら何時でも来るんやで 。 」






『 イエッサー』









私って友達にすごく恵まれたなって思う

こんなに心強い人って他にいないと思うんだ










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『 お疲れ様です！』






北「お疲れさん 。」

アラン「今日は何時もより少し遅かったか？」





着替えて体育館に入るともう練習を開始する時間で
3年の先輩からは 「なにかあったんか？」と心配の声が








『 ホームルーム終わったあとに担任の先生の長い話に付き合わされてました！私ボール準備してきます』







治「ボールはもう準備してあるで」


角名「いつも以上にボケてるね ｣



銀「それにAのクラスの担任て、話が短いで有名よな」









誤魔化そうとしたのに失敗に終わってしまった










リナには大丈夫と話したけど
やっぱり少し... いや、結構昼のことを引きずっている











北「時間には間に合っとるし、いつも通り始めんで」








今日は監督陣が不在

なので部員達でメニューを熟す







平常心 、平常心







銀「 A、このタオルは治のや」




いつも通りに





大耳「 得点板逆になっとるで 」




平常心で 、







アラン「 テーピング頼めるか.... ってそれは湿布やで ｣







『 す、すみません！』









北「どないしたんや？体調悪い様やったら
帰って貰っても大丈夫やからな 。 」








う゛、北さんからも心配されてしまった







『熱とかはないんです、大丈夫なので』










心配させてしまった罪悪感から
頭を下げていた時だった







「帰れや 」






『 え、 』






侑「 使えんヤツはうちには要らん、はよ帰れや」



アラン「 侑！！」





侑「何がしたいんか知らんけど、仕事もなんも出来んヤツはここにおる価値なんかない 。 」






それはあまりにも重い一言だった







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