出来れば関わりたくなかったデス [ HQ ]

Ep.10 ページ12

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『 おはよ〜 』




女子1「 おはようA、今日も眠そうな顔しとるなぁ」

女子2「 夜遅くまでゲームしとるとちゃうん？」







おはよう、 と口にすれば
教室にいたクラスメイトの女の子達がみんな返してくれる。



こうも皆と仲良くなれたのは8割くらいはリナのコミュニケーション能力のおかげ 。 ちょっと話しただけですぐに打ち解けられるリナはほんとにすごいと思った







『 昨日色々しよったら寝るの遅くなったんよ 、でもゲームはしとらん断じて！』






女子1 「 授業中寝らんようになぁ」


『 はぁい 、』






私もここら辺の人じゃないって言う珍しさからか、皆興味を持って話しかけてくれる 。 本とかでよく見る女王様みたいな人がクラスにいなくて助かったってほんとに思う 。怖そうやし







リナ「おはよ〜 A ｣



『 おはようリナ 、朝練お疲れ様 。 』






リナ「 朝から汗かいてもうたわ 。高校の練習は、
やっぱハードやなぁ。」






男子バレー部も朝練とかあるんだよね、
そうなったら私も朝練参加しないといけないのかな







そんなことをずっと考えていると



リナ「どうしたん？なんか考え事？ 」







『 あー、うん 。 私今日から男バレのマネージャーすることに
なったんだよね 、昨日色々あってさぁ 』




リナ「 ほんまか ！？ 」







『 ほんと、監督さんが私のおにぎりに胃袋掴まれたらしい』








リナ「なんやねんおにぎりて、うちの男バレマネージャーの合格条件おにぎりか！ 」






何故か私よりキラキラした顔で話すリナ 。
そのリナの声にクラスの女の子達もなんやなんやと集まってきてしまった






クラス3「 やったやんA男バレのマネージャーなんて
簡単になれるもんやないよ！ 」


クラス4「 角名倫太郎くんっておるやろ？部活でどんな
感じか今度教えてや！ 」







『 いや、誰かわからんよ 。 私あんま詳しくなかもん 』



クラス1「せやで、なんたってAはイケメンに全く
興味のない不思議ちゃんやからなぁ 。｣







と、クラスメイトの子が語る 。







『 いや、イケメンに興味無いとは言うとらんし 。俳優さんとかアイドルとかかっこいいと思う人は私にもおる』






リナ「 じゃあその俳優さんとかアイドルの名前は？」









『 それは知らん 。』








「「「 そういうとこや 。 」」」







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