愛され体質？下らない。４

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影山「…菅原さん。」



菅原「お？影山どうしたー？」



菅原さんと談笑を続けていると、声をかけてくる影山くん。



影山「菅原さんって、瑞和さんのこと名前で呼ぶくらい仲良いんですか？」



ああ、なるほどね。



菅原「んー、正直瑞和って言われてもしっくり来ないんだよな。

ずっと虹に“A”って話を聞かされてたからさ。」



『虹は僕の大事な友人だからね、その将来の旦那さんとは仲良くしたいものだよ。』



菅原「Aちゃんに認められたから良い旦那にならないとなww」



『いやまだ確実には認めてないし、あと五人くらいに認められないとダメですから。』



菅原「厳しーな！」



確かに厳しいかもしれないけど、



『それだけ愛されてる虹の彼氏なんですから、大切にしないと許しませんから。』



菅原「…分かってるって。」



なら良し。



影山「ずっと思ってたんですけど、虹…って人、誰ですか？」



菅原「聞く？聞きたい？オレの可愛い彼女の話！」



影山「いや、やっぱり良いです。」



菅原「えー！」



菅原さんがそう言うと、一人の人が近寄って来る。



西谷「色里はすごい奴だぞ！」



影山「？西谷さん知ってるんですか？」



西谷「おう！だってアイツ、オレと同中出身だからな！」



影山「…ってことは、千鳥山？」



西谷「千鳥山女子バレーボール部の元エースだ！」



「「「「「は!?!?」」」」」



まあ知らない人はそうなるかな。

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