愛され体質？下らない。

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『みなさんお疲れ様です、スポドリとタオルどうぞ。』



そう笑顔で声をかけると、嬉しそうに受け取ってくれる2軍メンバーの方々。



「オレ達にも作ってくれたんだ！」



『当然じゃないですか、あなた達だって部員なんですから。』



「…！感激だ…！」



当然のことじゃないか、そうでなければ何のためのマネージャーなんだ。



なんて、前にも思ったことのある感情になって少し腹が立つ。



ダメだ、ここで感情を表に出したら元も子もないだろう。



及川「よし、休んだね！練習再開！」



及川さんのそんな声で、練習が再開される。



さて、マネージャーも動き始めないといけないな。



そう思い、仕事をしないで応援を続けるヒロインさんを見ながらも次やるべきことをしに向かう。



『あ、そっか、部室の掃除しないと。』



ボトルを洗ってから部室の掃除をしよう。



戻って来たらまたすぐスポドリを作ってタオルを取りに行って。



ほらね、本来なら応援している時間なんてない。



そりゃあレギュラーメンバーの分だけなら応援だって出来ることだろう。



『その程度でマネージャーやろうとするのがおかしいの、分からないのかな。』



ていうか聞いた話では3年間やってるはずなんだけどね。



ずっとこれだったのかと思うと頭を抱えたくなる。



ちゃんとやらないと。

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