愛され体質？下らない。

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『ちなみにさ。』



矢巾と国見くんの方を向く。



『僕はこれからもマネージャー続ける気ではあるんだけど、そのためにはヒロイン潰しのこととか黙っていてもらわないといけないのね。

生憎まだ彼らにそのことをバラすつもりとかはないからさ。

だから、今回知ったこととかヒロイン潰しのこととか、それらのことをバレー部の人達に言ったりしないでね？

バレー部で知っているのは君達だけなんだから。』



矢巾「それはもう入ってもらった時点で分かってる。」



国見「気付かせてくれたのにそんな恩知らずなことしませんよ。」



『それなら良かった。』



とりあえず、



『このお疲れ様会は、ヒロイン潰しが成功したあとにいつも行われているんだ。

僕のこの本性を知っていて、仲の良い協力者でもあるメンバーでね。

別に君達は協力者ってわけではないけど、今回に限り協力してくれたってことで参加してってよ。

お菓子とか食事とか、色々なもの揃ってるし楽しいとは思うよ。』



矢巾「お、分かった！」



国見「………」



『眠いなら寝ても良いよ。』



国見「瑞和先輩膝枕してください。」



『何でそうなった、別に良いけど。』



そう言うと、すぐに膝に寝てくる。



澪が何か嘆いてるけど無視することにしようか。



『ありがとね国見くん、おやすみ。』

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