愛され体質？下らない。

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『玉子焼き行方不明事件。』



お弁当に入れていた本日自信作の玉子焼きが行方不明になるといる事件が起きた。



まあその玉子焼きを拉致した犯人が誰かくらいは僕にも分かる。



『返して国見くん。』



国見「美味しいですね、もう胃袋に入りました。」



『出して。』



国見「出させてどうするんですか、もう食べれませんよ。」



『君の胃袋の中にいるというのが問題なんだよ。』



国見「何でご飯中にそんな食欲の失くすこと言うんですか。」



『何が悪いかって君が今日の自信作を勝手に食べたからなんじゃないかな。』



国見「瑞和先輩の玉子焼きって甘いんですね。」



『話変えても無駄だよ、ポッキー買ってね。』



国見「後輩に集るんですか。」



『人の勝手に食べた君が悪いんだってば。』



そもそも何で国見くんが隣に座っているんだろう。



しかも何で僕の玉子焼きを勝手に食べるんだろう。



金田一「国見、瑞和先輩といつ仲良くなったんだ？」



国見「…今朝、瑞和先輩が早く来てたからその時話して。」



あながち間違いじゃないから許す。



『とにかくポッキーね。』



国見「じゃあ瑞和先輩はオレに塩キャラメル。」



『何で勝手に食べられた挙句奢らないといけないの。』



僕今回何も悪いことしてないじゃんか。



玉子焼き返せ。

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