愛され体質？下らない。

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澪「この時間に登校なんて早いねー。」



なんて隣で欠伸をしている澪。



頼んではいないんだけど、朝くらいは一緒に行きたいとかで隣を歩いている。



『まあ、昨日からマネージャーだからね。

どうせヒロインさんは朝遅いだろうし、早めに行ってネット張ったりしないと。

スポドリとかタオルだってあるし、選手に迷惑はかけたくない。』



澪「…Aは、相変わらずバレーが好きなんだね。」



少し悲しげに言うのは、何があったかを知っているからで。



『そりゃあ一度好きになったものを簡単に嫌いになれるはずないし。

澪だって僕と大喧嘩したり色々あったりしても嫌いにならないでしょ？』



澪「喧嘩したことないから現実味ないけど、確かにAのことは何があっても大好きだし嫌いにはならない。」



『そういうことなんじゃない？』



んー、そうなのかー？とか腕を組みながら首を傾げ、考え込む澪を無視して学校へ向かう。



澪「A置いて行かないで、流石に泣く。」



『いつまで僕のくっつき虫続けるつもりなのかな。』



澪「死ぬまで。」



『ストーカーですか？』



澪「今日のAいつにも増して辛辣だね。」



『そんな僕のことが？』



澪「大っっっっっっっっっっ好きです!!!!」



『ああそうありがとう大声出さないで。』



澪「冷たくない？(泣)」



『僕も大好き。』



澪「………〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」



うるさいなww

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