156話 ページ12
善逸「しのぶさんはなんて呼べば…？」
しのぶ「ヴェレーノ・インセットと名乗っているので、ヴェレーノの呼んでください」
善逸「あ、学園長先生の言ってたインセットさんってしのぶさんだったんだ…って待って！？つまり同級生ですか！？」
しのぶ「ふふ、善逸くんも一年生ですか？同級生ですね、よろしくお願いします」
善逸「うわ最高じゃん目に良い…よろしくお願いします！」
…前世、キメツ学園らしき世界で。
彼のことも見かけなかったから、どうしていたのかは気になっていた。
前前世にて僕によく懐いて…懐いてたと言うべきなのかは分からないけど、よくAさんAさんと言っては駆け寄って来てくれた可愛い後輩だったから。
『良い？善逸くん…いや、オーロくん。僕としのぶ…ヴェレーノは、一応男としてこの学園に通っているの。何せ男子校だからね。何が言いたいかは分かるね？』
善逸「…本名で呼ばないように？あと女って思われることは言わない…」
『そう。だからあの頃みたいに毎日抱き着いて…はまだ良くても、求婚はダメ』
善逸「！？俺にとっての生き甲斐だよ！？」
『君何言ってるの？』
まあ確かに、最早日課ってくらいには求婚されては居たからな。
誰でも良いのは良くないよと言っても気にしないで言ってくる子だったから…
ネーロ「いや抱き着くのも許さねぇよ」
善逸「えっ…って誰この人」
『あー、ネーロだよ。僕がとてもお世話になってる…兄様です』
ネーロ「ファルの兄のネーロ」
善逸「Aさ…ファルさんってお兄さん居たの！？」
『いや勿論血の繋がりはないがな？？』
大体分かれよ。
てか君も居たでしょ、獪岳って言う血の繋がりのない兄が。
善逸「いつも俺の将来のお嫁さんがお世話になってますお兄さん」
ネーロ「お前みてえな弟を持つ気はねぇし、何がお嫁さんだ出直せガキが」
善逸「この人めちゃくちゃ怖いんですけど！？」
『過保護なんだよ…』
しのぶ「…取り敢えずオーロくんは、ファルにすぐ求婚するくせを直しましょうか？」
善逸「ひっ、ヴェレーノさん顔！！顔怖い！？」
『君も懲りないよね、あの頃から…』
この子は本当に…どうしようもないな。
そう思いながらも笑みが零れてしまうのは、やはり大切な後輩だったからなのか。
『…でも、会えたのは嬉しい…なんてね』
善逸「唐突のデレ！？可愛すぎるんですけど！？」
『もうやだ君静かにしてくれる』
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真冬 - 続き待ってます！！ (2023年2月11日 20時) (
レス) @page30 id: df27f919ce (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 善逸かっこいいとこなのに…この小説面白いのにぃ！！！更新待ってます！！ (2022年6月5日 14時) (レス) @page30 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 華怜(プロフ) - 元々ツイステと鬼滅のクロスオーバーは好きですが、この作品は特に大好きです！！更新停止になってしばらく経ちますが、何度も読みに来てしまいます笑 都合はあるかも思いますが、いつか更新していただけたら嬉しいです。待ってます！ (2021年8月30日 10時) (レス) id: c829cd7d6a (このIDを非表示/違反報告)
ナム - フロイドさんよぉあんた気づいてんじゃないのか…？女だってこと (2021年8月22日 22時) (レス) id: 9ed70eacbe (このIDを非表示/違反報告)
ぴおり(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて一気に最後まで読んじゃいました！あまり好きではない顔文字も使ってないし、分かりやすい話だし、とにかく凄く読んでいて楽しかったので、頑張ってください！！ (2021年1月17日 22時) (レス) id: 746032848f (このIDを非表示/違反報告)
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