61話 ページ15
しのぶ「………桜愛さんは、」
「おい小動物」
『…〜〜〜〜〜ッッッ！！！！！』
余りに突然すぎた。
いつから居たのか気が付かなかった僕も悪いのだが、突然背後に現れた誰か(呼び方で今は分かっている)が肩に手を置いて来たのだ。
流石に吃驚するだろうと言うか待ていつから居た。
『れ、レオナ、キングスカラー、先輩…』
レオナ「何をそんなに驚いてやがる。やましい会話でもしてたのか？」
『やましいなんて人聞きの悪い言い方しないでくれます？いつも通り普通の会話をしているだけですよ、てかいつから聞いてましたか』
レオナ「あ？たった今来たばかりだが…そんなこと聞くってことは、」
『やましい会話はしてないです！！て言うかまた授業サボったんですか？ブッチさんきっと困ってますよ』
しのぶ「ファル、今は人のこと言えませんよ？僕達も同じです」
『そうだね、そうだった…』
聞かれていなかったことに安堵しつつ張っていた肩を下ろせば、何なんだと言いたげな顔をしたあと隣に座ってくるレオナ・キングスカラー先輩。
いや何で僕の隣なんですか、まだ恨んでる(？)んですか…しのぶの隣でも、
『…しの…ヴェレーノ、ちょっとごめんね』
しのぶ「え？」
不思議そうに首を傾げるしのぶにごめんともう一度謝った後、ぎゅっと抱き着く。
すると、しのぶも先輩も驚いた顔を向けてくる。
しのぶ「ふぁ、ファル…？」
『何照れちゃって可愛いな…昔からこーゆーことはよくしてたじゃん』
レオナ「…何だてめえら、そう言うアレか」
『違いますー、僕達は親友と言う関係なんです。このくらいの距離感おかしくないんです』
そう言いながらしのぶに頬擦りし、“匂いを移す”。
其処で漸く僕が何したいか気付いたのか、しのぶが笑顔を取り戻す。
何か今の言い方だと僕がしのぶの笑顔を奪っていたみたいだな、良くない。
しのぶ「ありがとう、ファル」
『んーん、後で一つあげる』
しのぶ「助かります」
そう微笑むしのぶはやっぱり美人さんだ。
…さっき僕って言ってたような気がする、僕も似合うとかやばいほんと好き。
異性だったら好きになってただろうなぁ…生まれ変われさせるのならば男にしてくれれば良かったのに。
神様と言うのも意地悪なものだ、しのぶと結婚したかった。
『て言うかいつまで居るんですか』
レオナ「てめえ態度が違いすぎんだよ」
『チェカくん連れて出直せ』
レオナ「巫山戯んな」
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推しが尊い - 時々フロイドが瀬◯泉に見える時がある (5月4日 18時) (
レス) @page5 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
ゆるる(プロフ) - こんばんは、お答えしていただきありがとうございます！単行本派故にご迷惑おかけしてすみません…。把握致しました。本誌枠を読み終わり次第再びこの素敵な作品に是非立ち寄らせて頂きたいので残しておいて頂けますと幸いです！これからも応援しております！ (2020年6月17日 23時) (レス) id: 8e2c0af2a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 「…なぁに言ってるのぉ？俺ジェイドじゃなくてフロイドだよぉ〜」()「何故分かったのです？目の色を変えて髪も逆にしてアズールも見分けられなかったのに」ってなりそう←。ガチフロイドやったら絞められてるはず… (2020年6月17日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - 虹希さん» まさか作者様のお気に入りだったとは…！好みが似てるんですね！応援してます！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: 7ea079127e (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - クローバーさん» コメントありがとうございます！わああありがとうございます！ネーロ個人的にお気に入りなのでそう言っていただけると嬉しいです！！ありがとうございます〜頑張ります！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
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