第10話:ニャースの起こし方について ページ12
.
いつの間にか熟睡してしまったようだ。
『たにゃあ!』
貴「ぐふっ!?」
ニャースが寝ている私のお腹に飛び乗ってきた。
相変わらず起こし方が荒い。
『ぬにゃっ!』
貴「わ、わかったニャース。起きる、起きるからどいておくれ…」
私の上から飛び降りたニャースを抱き上げて、リビングに向かう。
ママ「おはよう、ククイ博士がもうそろそろ来るわよ。」
貴「本当?ポケモンくれるのかな。」
寝癖をくしでときながら、お母さんに聞いてみる。
ママ「かもしれないわね。アローラのポケモン、楽しみ?」
貴「もちろん!」
ママ「そうなの!あたしも早く会ってみたいわ!
リゾートとしても有名なアローラ地方!
暮らしているポケモンたちもみんなご機嫌に決まってるわよ!」
ちょうどその時、チャイムがなった。
ママ「あら、チャイム。きっと博士だわ。ユキ、出てくれる?」
貴「うん。」
玄関に向かおうとすると博士が勝手に入ってきた。
後ろの方に誰かを従えている。
貴「あれ?ヨウじゃん。」
ヨウ「あ、ユキ。」
ヨウもこの辺にすんでるのかな、なんて考えていると、博士が話し始めた。
ク「初めまして、ユキ。改めて自己紹介を!僕がククイです!よろしく!
アローラ地方への長旅、お疲れ様!時差ボケは大丈夫かい?
アローラとホウエンは遠く離れているからね、こっちは昼で驚いただろ?」
無言で頷くと、ママが歩いてきた。
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エーテル兄妹推し! - こんにちは!タグにグラジオとあったので、読んでみました!全話すごく面白かったです!素敵です!書いてくださってありがとうございます!これからも、素敵な作品を作り続けて頂けると嬉しいです! (2022年2月6日 16時) (レス) @page10 id: fed5cd3472 (このIDを非表示/違反報告)
カーター(プロフ) - こんばんは!遅くにすみません…グラジオ落ちに釣られお邪魔しました。アローラ上陸の初々しさと、それまでの仲間への気持ちが篭ってて素敵です!バイトに大学、そして更新本当にお疲れ様です。少しずつでも、更新されるのを楽しみに待っています! (2017年4月20日 0時) (レス) id: 4077529587 (このIDを非表示/違反報告)
佑菜(プロフ) - ちょこさんさん» ありがとうございます!昔書いてたことがあるんですよ!少しブランクはありますが、楽しんでいただけて何よりです!これからも、この作品をよろしくお願いします! (2017年3月25日 20時) (レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこさん - こんにちは!小説、とってもお上手ですね!読み入っちゃいました!これからも、自分のペースで更新してくださいね!応援してます! (2017年3月19日 20時) (レス) id: 830848470e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:佑菜 | 作成日時:2017年2月27日 21時