私の姉はお医者さんPart57

検査説明2 ページ17

優子side



まだ説明段階のしかも序盤で大っ嫌いって､､､(苦笑)
さっき謝ってくれたのはなんだったんだか。



由 「 てんてきだって、いやなのに・・・」



優 「 点滴は当分、抜けないよ？」



由 「 えぇぇぇぇっ､､､!?」



優 「 だって重要だもん。ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
その代わり、必要な薬は点滴に入れられるから、ｹﾞﾎｯ､､､
注射する回数は大幅に減らせるよ。」



由 「 もぉー､､､どっちのがいいんだろ・・・(汗)」



優 「 このまま、点滴しといてよ。(笑)」



由 「 抜いたら・・・怒る､､､？」



優 「 あったりまえでしょっ。」



一体何を面と向かって言い出してるんだか。(苦笑)
自力では抜けないように入念にサーフローを固定しよう。



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､この後、検査室に移動して、
検査、してくんだけど・・・」



由 「 むり・・・やだ・・・できない､､､」



優 「 やーりーまーすーっ。ｹﾞﾎｯ､､､」



由 「 はぁぁぁい・・・」



優 「 あら素直。(驚)」



由 「 喋んのも、だるいんだもん・・・
ゆうちゃんも・・・咳、してるし・・・」



優 「 辛かったんだね､､､ごめんね・・・(撫)」



由 「 へぃきだもん・・・」



優 「 どっちよもー､､､(苦笑)」



由 「 ・・・・・で､､､？なに、するの､､､？んぅ・・・」



優 「 横になってお目目閉じてていいよ。(撫)」



由 「 ぅん､､､」



優 「 軽く、説明していくね｡｡｡(微笑み)」



由 「 ・・・・・ん・・・(ｺｸﾝ)」



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､まず、この、今、さしてる点滴に、
ｹﾞﾎｯ、検査を順調に進める為の、お薬を入れていきます。」



これは点滴にポンプでシリンジを接続して静注するから、
由紀側の苦痛はほとんどないはず。
副作用も考慮して薬剤選定してるからその心配もいらない。



優 「 で､､､その後に、部分的に、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
由紀に、麻酔のお注射をしていきます。」



由 「 ﾋﾞｸｯ)え､､､(汗)」



優 「 意識はある中でやるから怖くないよ。(微笑み)」



由 「 う、うん､､､(汗)」



優 「 麻酔をする時の注射は､､､少し、痛いかな。
けど､､､麻酔が効くから、検査自体は痛くないと思うよ。」



由 「 ぅん・・・でも､､､ちゅうしゃ､､､するの､､､？」



麻酔を入れる痛さよりも、
麻酔をせずに検査をする痛さの方が計り知れないからね。

検査説明3→←検査説明

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す