#２９９ ページ9
「Aちゃんの泣き顔って釣られるよね、わかる…」
『いいよ〜、私の泣いた話は誰も聞きたくないよ…』
「俺が大学に合格した時も、国試受かった時も泣いてたよね」
『私めちゃくちゃ泣いてるね…？』
「夜の方は〜？」
莉桜ちゃんのえぐい下ネタに咄嗟に結衣ちゃんの耳を塞いだ。
『子供の前でそんなこと言わないの!!!!』
「Aちゃ〜ん」
『結衣ちゃん、どうしたの？』
「Aちゃんのこと、だいしゅき」
『結衣ちゃんきゃわ〜〜♡♡』
私の腕をぎゅ…と抱きしめてそう言った結衣ちゃん。イリーナの血が濃く受け継がれていることはよく分かった。
『子供って可愛いねぇ、業。私も子供欲しいなぁ…』
可愛さで胸がときめいていた私は、その言葉の意味を考えずにぽろっと言ってしまった。皆の固まる表情を見て自分が何を言ったか後悔した。
よく分からない結衣ちゃんはその言葉に顔を輝かせて追い打ちをかけてきた。
「Aちゃんと業くんの子供とあしょぶ!!
2人の子供早く見たいなぁ…？」
『ゆ、ゆゆゆ結衣ちゃ〜ん』
「業くん、こどもってどーやったら出来るの？」
「…ｯ、ゲボっゴホゴホ…ｯ」
イリーナ助けて!!と隣を見るとイリーナと烏間さんはツボに入っていた。ほかの皆も笑いを堪えるのに必死のようだ。
「どうやって出来るんだろうね？A」
『わ、私知らないなぁ…』
まさか我が子よりも親友の子供に言われるとは…。あ、いや学秀にも聞かれた覚えがあるな…？
.
.
.
ハプニングもありつつ、同窓会は終了した。
業と2人で手を繋いで家に帰っていた。
「…赤ちゃん、ねぇ？」
『んん。そ、その話は〜』
「Aすぐとろとろになっちゃうんだもんなぁ」
『ｯ〜〜!!!!だーーー!!!もう！しー!!』
「はは、顔真っ赤」
『まだ赤ちゃんはいらないかなぁ…。業と2人の時間を楽しみたいし？』
「俺もそう思ってた」
優しく笑った業に、私も笑い返す。
「ま、するかしないかは別の話だよね？」
『んん…？今日疲れてるから、ね？休もう？』
「大丈夫大丈夫。Aとしたら元気になるから」
『私明日も早いんだってば!!』
「俺も早いよ、大丈夫。1回で終わらす」
『そう言って終わった事ないじゃん!!!』
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ゆあ(プロフ) - ミルメークさん» コメントありがとうございます！！妹ですか…、了解しました！落ち着いたら描きますのでお待ちください(*^^*) (3月30日 14時) (
レス) id: 055e3334f7 (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - 次は浅野くんの妹をイメージして作って欲しいです！ (3月14日 2時) (レス) id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - お疲れ様でした！次回作も是非作って欲しいです！！！ (3月7日 22時) (レス) @page18 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - エリザベス四世さん» わざわざ長文でありがとうございます!!とってもモチベになります。後日談も出す予定なのでお待ちいただけますと幸いです!! (12月1日 7時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 莉星さん» ありがとうございます!!後日談も出す予定なのでお待ちいただけますと幸いです!! (12月1日 7時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ | 作成日時：2023年11月27日 22時
