最愛の人に永久の誓いを込めて ページ12
高級レストランにAと業の姿があった。業はその日プロポーズしようと計画していたのだ、そしてそれは何となくAも察していた。
そのレストランはガラスの向こうが水槽になっていて、Aの目は奪われた。
『…さ、魚がいる…』
「Aこういうの好きでしょ？」
『うん…！ありがとう、業』
「珍しく2人とも2日間の休み取れたからね」
『この後この下のホテルでお泊まりでしょう？』
「うん」
『ふふ、楽しみ〜っ』
「何でもそつなくこなす」とE組の皆から思われている業だが、この日に至っては緊張していた。本命のプランも予備のプランも忘れずにきちんと計画した、
『わぁ、このお肉口の中で蕩ける…』
「ワインと合うね」
『ね！うん、このワインも美味しい』
さすがは高級店、世界的にも有名なそのレストランの料理は絶品。仕事で高級店を使用する事が多く舌が肥えているAや業も驚く程だった。
メインディッシュを食べ終わって、デザートが運ばれてくる。キラキラと瞳を輝かせたAは「ん？」とデザートを見つめた。
【
プレートに書かれたそれを見て、Aが水槽を見た。その瞬間、Aの瞳が大きく開く。
『…え、？』
水槽の中にはダイバーの姿があり、そのダイバーの持つパネルにはこう書かれていた。
【
『か、かる……ま？』
水槽を見ていたAは、ｶｻｯ…と音がしてそちらを見る。いつの間にか業が自分の横に跪いていた。その手には、大きなバラの花束と指輪の入ったリングケースが。
『…私で、いいの？もっと若い子いるよ、業なら選び放題じゃない…？』
「Aがいい」
その言葉でAの瞳が揺れた。周りの人が、キャストが惚れてしまうような満面の笑みでAは笑った。
『私も、業がいい。こちらこそ、お願いします』
どこからともなく拍手が沸いた。
その後、そのお店は「プロポーズの場所」として多くのカップルを結ぶ場所となる。
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ゆあ(プロフ) - ミルメークさん» コメントありがとうございます！！妹ですか…、了解しました！落ち着いたら描きますのでお待ちください(*^^*) (3月30日 14時) (
レス) id: 055e3334f7 (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - 次は浅野くんの妹をイメージして作って欲しいです！ (3月14日 2時) (レス) id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルメーク(プロフ) - お疲れ様でした！次回作も是非作って欲しいです！！！ (3月7日 22時) (レス) @page18 id: b3b06100e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - エリザベス四世さん» わざわざ長文でありがとうございます!!とってもモチベになります。後日談も出す予定なのでお待ちいただけますと幸いです!! (12月1日 7時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 莉星さん» ありがとうございます!!後日談も出す予定なのでお待ちいただけますと幸いです!! (12月1日 7時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ | 作成日時：2023年11月27日 22時
