幽霊の見える小学生になった件

件名:純粋な悪夢11 ページ37

その日は帰ってこなかった。
キュラソー関連かな…。
『キュラソーはどうなったの？松田。』
《公安が引き取った。》
じゃあ私たちの完全勝利じゃないか！
『よかった、何か恩返し出来たらなとか思ってたから。』
《あとは君が疑われないかだね。》
そうだね…。
さすがに匂いは抜けただろうし…
大丈夫だろ(適当)
ガチャ
「ただいま…。」
『おかえり！』
おおう、何徹目？？？お目目がパンダだよ？？？
『安室さん！ちゃんと寝てなきゃダメだよ！』
「ごめんね、かわいいねありがとう。」
こりゃダメだ…疲れてる…
《逮捕だ。逮捕。》
《いえっさー！じんべーちゃん大佐！》
爆処なにやってんだ。
『早く寝て！ほーらー！』
「ふふ、小さいのに頑張っててかわいい。」
ダメだこいつ！
『みんな手伝って(ボソッ』
《俺一人で十分だ。》
《よっ！班長！》
《降谷にカツいれてやれー！》
爆処は、どういうノリなの？？？
『はーやくっ！ねろー！！』
「うわっ！？！？」
安室さんはベッドへ飛び込むような形で入った。
班長やべえすげえ。
『はい。おやすみ！』
「おや…す…み。」
すうすうと規則正しい寝息が聞こえた。
『ぐっっどないと！』
「「「「発音が絶望的」」」」
そんなこと大合唱でいわなくても！！
さらりとした金髪を撫でた。
夢ぐらいは幸せに浸っていてほしい。
同期との夢でもみて夢ぐらいは楽しく何も考えず過ごしてほしいものだな。

「おはよう…」
『こんにちわの時間だよ安室さん！』
「もうそんな時間か。お昼は＿＿」
『用意したよ』
ヒロママ直伝のサンドウィッチだ。
「…おいしい。」
そしてモグモグした後驚いたようにこちらをみた。
「ヒロが作った味がする。」
安室さんの舌どうなってるの！？！？
『ヒロさん？誰？』
「…知るわけないよな…」
《よっ！名演技〜》
だまれ松田！！
「俺の大切な友人さ。」
そういって私を安室さんは撫でた。
「Aもきっと仲良くなれるさ。」
めちゃなかいいけどな！(
「そうだ。A、映画見たくないか？」
『へ？』

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