武「二十七話目ですよ。」 ページ36
及川side
体育館に集められた俺達は混乱していた。
自由時間中に国見ちゃんとマッキーが倒れ、
今此処で話を聞いていた限り全体のチームでも其が起こっているらしい。
聞く所に依れば、烏野のマネージャーも倒れたみたいだ。
そんな中で説明も何もされず待たせれていると、更に不安が募る。
混乱状態に陥っても仕方ないよね。
そう頭で考えていると、閉められていた後ろの扉がガラッと音を立てて開く。
其処には、制服でもジャージでもない服装を纏ったかおりんだった。
何故そんな服なのか、かおりんは寝ていた筈。
かおりんに対する疑問が、更に増えていく。
彼女はスタスタとステージまで行き、先生からマイクを貰っていた。
香「皆さん、今すぐ落ち着けますか。」
普段の柔らかい物腰ではなく、厳かな声だった。
人の声が聞こえたという事で、皆も落ち着いたみたいだけど
その代わりに、緊張感が体育館に張り巡らされた。
香「有難うございます、して、私から此の騒動を説明させて頂きます。」
矢ッ張り、かおりんは此の事を知っているんだ。
香「此の騒動、というのは判っていると思いますので、省かせていただきます。
簡潔に云えば、もう解決はしました。ですが此れは事件として扱われます。」
何で？ただ倒れただけ、熱中症かもしれないのに………。
香「水道に毒が仕込まれていました。」
ッ………！？
周りが騒然としてきた。
当たり前、だって水道に毒が仕込まれてるなんて………。
香「警察沙汰にはなりませんでした、探偵社が居るので。」
そして、とかおりんは言葉を紡いだ。
香「犯人も、既に検討が付いています。」
………犯人。
香「やったのは＿＿＿貴方だ。」
指差されたのは＿＿＿＿＿＿
烏野の、監督だった。
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櫻夢(プロフ) - サクラさん» ヒェェェエ、有難うございます！！ご期待に添えるよう、頑張らせて頂きます！ (2019年5月12日 15時) (
レス) id: 1ae4b15f99 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - サクラ、この小説好き!!だから、頑張って!! (2019年5月12日 9時) (レス) id: 8f4ae8bf9f (このIDを非表示/違反報告)
櫻夢(プロフ) - 夢華さん» 頑張ります！ (2019年5月9日 18時) (レス) id: 1ae4b15f99 (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - 更新、頑張ってください！ (2019年5月9日 18時) (レス) id: 2a7a626782 (このIDを非表示/違反報告)
櫻夢(プロフ) - 夢華さん» じょっ上位！？有難うございます！！更新頑張ります！！ (2019年5月9日 18時) (レス) id: 1ae4b15f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻夢 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ymamihaa131/
作成日時：2019年3月28日 12時
