【H×H】みんなのいろんな姿がもっと見てみたい！！【短編集】

【キルア】可愛い弟 ページ4

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『キルアちゃーん♡♡』




私と比べ一回りも幼い彼、可愛い可愛い私の弟のキルアを抱きしめる






『離せ、離せよ！！』




嫌だ嫌だと腕の中で暴れるのですら愛おしい…





『キルアちゃん可愛いね〜〜〜♡♡
お姉ちゃんから離れちゃダメだよ〜〜♡♡』





頬と頬を合わせ、すりすりとキルアの柔らかくて暖かい頬を堪能する




ほんとに可愛いの私の弟





猫みたいだし、素直になれないし、でもいざとゆう時デレてくれ、甘いもの好きだし、存在自体がもう既に可愛い







『キルア大変だね』




私とキルアを見て苦笑を零すのはゴン




キルアの初めて出来た友達だ





この子もまた可愛いのだが、私のキルアにはかなわない





『えへへ〜キルア可愛いんだもん〜〜♡』





『可愛い可愛いって何度も言うなよ！！』




『なぁーに、照れてるの？？可愛いなぁーもうっ♡』




『そんなんじゃねぇーよ！！』





否定はするものの、頬を朱く染まっていて、心無しかキルアの体が少し熱くなったような気がする





『そんなに怒らなでよ。
チョコロボ君あげるからさ、ね？』






カバンから取り出すチョコロボ君に目を輝かせるのがこれまた可愛い






小さくて白い手にチョコロボ君を乗せると、直ぐに封を開けて食べ始めた







『…これ、姉貴にも。』




と言って、私の口にチョコロボ君を1粒入れてくれた






『〜〜〜っっ！！！』







初めて食べたチョコロボ君はキルアのおかげで凄く甘くて、凄く美味しかった







『ありがと〜〜♡♡
大好き〜〜〜！！♡♡』






頬を合わせる私に嫌がるキルアを離さず、抱きしめる私はこの上なく幸せで、忘れないように噛み締めていた

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