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はーち ページ9

翌日




現在昼休み 私たち1年は




りっちゃん達にパンを買ってくるよう頼まれ




購買に来ていた




のだが




「まじなのか、、、」




「カオスだ、、、」




そこ(購買)では、幻のパンを巡り




激しい争いが繰り広げられていた




その光景に唖然としている皆を他所に




人混みが嫌いな私は後から皆を眺めている




が、そう上手く行く訳もなく




火神「おい!Aも手伝え!」




「筋トレ フットワーク3倍は死ぬ!」と



大我はガミガミ文句を言う




そんな大我の気迫に負けた私は




ノソノソとテツヤに手を引かれながら




大嫌いな人混みへと足を進めた









黒子「めっちゃ美味しいです」




あの後、私たちは人混みに流されながらも




目当てのパンを手に入れた




『見た目に反してこの味』




『いいね!』とガッツポーズを取る私




黒子「こんな美味しいパン食べたの初めてです」




といつものポーカーフェイスが崩れて




頬が緩みきっているテツヤ




『まぁ こんなパンは中々巡り会えないよねえ』




『今日もシェイク飲み行く?』なんて




答えのわかりきった事を聞いてみる




その誘いに勿論テツヤは




黒子「はい」




と即答で答えた









最近テツヤとよく話すなあ




仲良くなっていくみたいで




ちょっと嬉しかったりする




黒子「僕も凄く嬉しいです」




『、、、声に出てた?』




まさかの返答に一瞬戸惑う




黒子「はい」




『、、、そっか 忘れて』




まさか声に出てるなんて




何とも言えない羞恥心で




私は逃げるようにその場から去った






黒子「可愛い、、、」

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作者名:イカ天 | 作成日時:2018年7月8日 0時

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