マネージャーは猫が好き

8匹 ページ8

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白井「国見こそAさんに抱きつかないでよ！」



私を挟んで睨み合う2人。


もう君らお似合い！！付き合っちゃえよ！！



睨み合ってるあいだに私は京谷の元へ走り近くに座る

いくら白井さんでも
京谷の傍には来れないらしい。

彼顔怖いもんね


京谷は嫌そうな顔をするものの
追っ払いはしない

そういうとこ大好きだよ！



ようやく静かになった


ほんとこれからどうしよう……




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次の日、憂鬱ながらに朝練に行くと、
ばったりと出会ってしまった私と白井さん

いつものツインテールじゃなく、頭の上で1つ結びのポニーテール。




白井「あっ！…んん、Aさん、私昨日クッキーを焼いてみたんです。良かったら食べてくれませんか？」




私を見ていつもの様に飛びついてくるのかと身構えていたら、落ち着いた声で可愛らしいラッピングの袋を渡された


クッキー！？




『いいのっ！？』

白井「っ……もちろんです。貴方のためにつく、…Aさんはおまけですから」

『ありがと〜めいちゃん！』




ぷいとそっぽを向く白井さんに
嬉しくて思わず抱きついてしまった


ルンルン気分で部室に入り
大切にバッグに入れる


めいちゃんはいい子だ


急に態度が変わったのは謎だが
これから仲良くやっていけそう！





〜裏話〜



白井「ん〜なんでAさんは
私から逃げるのだろう…」

花巻「そりゃお前があんなしつこくするからだって、ほい、これかしてやるよ」




花巻が白井に渡したのは一冊の本

“猫と仲良くなるには”




松川「Aはクッキーが好きだから作ってあげたら喜ぶかもね」

白井「(なるほど！Aさんは猫のように接すればいいのか！！先輩方もお優しい！)」

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