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2話 ページ2

Aside


何してんの?この人。

自分を傷つけて楽しいの?

『耀哉?この人何してんの?』

耀哉「Aが稀血に耐えられるかを試してるんだよ。」

『ふぅん』


人間の男って馬鹿なのね……。

耐えられるに決まってるでしょ。

耀哉「嫌なのはわかるけど、少し近づいて欲しいな」

『えー………』

嫌だなぁ。あの人。似てる……。

あの、いつも怒ってる感じ。似てる。


耀哉「これはAの為でもあるんだ。」

『分かったよ』


そう言って私は近づいた。


実「オラっ!早く食べてみろよォ!」

ほんっとにアホね。

こんなの耐えられないならここに来てないわ。

『つくづく思うわ。こんなに男ってアホなのね。』

実「お前ェ!」

『血鬼術』

柱「なっ!」

『陽葉の光』(ヨウハノコウ)

実「傷が……治ってる……?」

『お前みたいな人に使いたくないの。』

『手間、かけないでくれる?』

『これで人を襲わないことがわかったわよね?』

耀哉「そうだね。Aも禰豆子も人を襲わない。」

『禰豆子?』

耀哉「Aと同じように人を襲わない鬼だよ」

『女?』

耀哉「うん」

『ふぅん。』

耀哉「Aは今までどこにいたの?何をしていたの?」

『無限城にいたわ。純粋な子もいるみたいだし、ここから先はまた後でね。』

耀哉「そうか………」

耀哉。またやられたのかって顔してる。

私が………こんなだからよね……。


こんなだから………また…………。


ダメだ。考えるな。考えるな。


耀哉「じゃあこれで炭治郎とAの件は終わりにしよう。下がっていいよ。」

『私どこにいればいいの?』


耀哉「では、私の屋敷に泊まるといい。」

『え?それは悪いわ。お嫁さんもいるのでしょう?』

耀哉「またあんな目に会いたいのかな?(圧)」

『う………分かったわよ。お世話になるわ。』

耀哉「うん。じゃあ下がって。柱合会議を」

炭「待ってください!」

え?

炭「その傷だらけの人に頭突きさせてください!」

は?何言ってんの?あの子。


でも………。とても優しい()あの子…
いいわね。

素敵な()をしてる。

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白夜 - 夢主ちゃんの、ちょっと冷めてる(?)性格が好きートリップ要素が出てくるの楽しみ! (2020年8月19日 19時) (レス) id: 66cfc65962 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 凄く面白い!!更新楽しみにしています!!実弥最高!! (2020年6月9日 18時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月夜 | 作成日時:2020年5月7日 10時

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