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No side
宇髄｢っで、お前らに聞きたいことがあるんだが｣
残暑が残る頃、柱がたまにはご飯でも、ということで集まっていた
そこにはまだ響波と不死川の姿はなかった
宇髄は少し怒っていた
A本人に簪をくれたやつは誰だと聞いても顔を赤らめはぐらかされることに
宇髄｢誰だ、うちのAに簪を送ったやつは｣
煉獄｢よもや、最近髪をまとめるようになったなぁと思っていたが宇髄があげたものではなかったのか？｣
宇髄｢あぁ、俺じゃねぇ｣
伊黒｢別に簪を誰が送ろうがどうでもいいだろ
あと、ここ店の中だからもう少し声を静かにしないか、みっともない｣ﾈﾁﾈﾁ
胡蝶｢そうですよ、宇髄さん
ここお店ですのでもう少し静かにしましょうよ｣
宇髄｢あのな、誰もあげてないわけはねぇんだよ
簪は貰ったと言っていたんだ｣
胡蝶｢柱の皆さんとは限らないんじゃないですか？｣
宇髄｢Aは一般隊士とまだ一緒に任務をやったことがなく、一般人にも友達はいない
そこだけは確実なんだ
だから、柱しかいねぇんだよ！｣
冨岡｢俺ではない｣
宇髄｢そうかよ、まぁお前簪送るようなやつに見えねぇけどよ｣
煉獄｢俺でもないぞ｣
宇髄｢さっきの話ぶりからそうだろうなと思ってた｣
伊黒｢俺も違うぞ｣
宇髄｢だろうな！だって伊黒はかんr……
すまない、何でもない｣
伊黒｢……………ﾁｯ｣
悲鳴嶼｢俺はそもそも響波とは会っていない、簪をさしていることさえ知らなかった｣
宇髄｢そうですか、じゃあ残るは時透だな、歳も近いし妥当か!?｣
時透｢残念だけど僕でもないよ
そういうの興味ないし、忘れちゃうし｣
宇髄｢はぁ…じゃあ誰なんだよ…｣
伊黒｢まだ不死川がいるじゃないか｣
宇髄｢あいつにはこないだ聞いたんだよなぁ
あいつ、簪を送る意味すら知らなかったし、娘に恋仲ができた父親かってバカにされたわ｣
冨岡｢簪を送ることに意味なんてあったのか｣
宇髄｢そうでもなけりゃ俺がここまで言わないだろ!?｣
甘露寺｢あ、あの…｣
宇髄｢なんだ｣
甘露寺｢不死川さんですよ、簪を送ったの｣
宇髄｢はぁ!?だってあいつこないだ聞いた時違うって…
…あれ、待てよ？
不死川、俺じゃない、なんて一言も言ってない｣
甘露寺｢私、見ちゃったんですよ、不死川さんが簪あげてるとこ｣
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心裕(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています！何ので続けて欲しいです！ (2019年11月8日 20時) (
レス) id: f4990c4ae0 (このIDを非表示/違反報告)
みかんのかわ(プロフ) - 更新は続けて欲しいです！とても素敵な作品なので楽しみにしてます！ (2019年11月8日 18時) (レス) id: bd0b20647b (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 更新続けて欲しいです！この小説大好きなので！私はあまり被ってるのとか気にしないです。 (2019年11月8日 17時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 冷月さん» わー!!嬉しいです！これからも頑張ります！ (2019年11月7日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
冷月 - わー！！この話すっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2019年11月7日 6時) (レス) id: 0628a6c5b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまきゆら | 作成日時：2019年11月5日 0時
