か な で ろ 参 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

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炭治郎side









善逸｢え"え"え"え"え"え"え"え"え"!?
今までそんなこと言ってこなかったじゃん｣


『ごめんね…あんまり人に言ってなくて』


善逸｢ってか不死川って誰!?｣


『柱だよ』


善逸｢はしっ…!?｣


『禰豆子ちゃんに怪我を与えた柱だよ』




え？




炭治郎・善逸｢へ!?｣


炭治郎｢あ、あの傷だらけの人…??｣


『うん』


炭治郎｢…脅されてたりするのか？｣




いや、ありえないって
あんな人がAと付き合ってるとか絶対ないって




『そんなわけないじゃん』


炭治郎｢いや、だって血も涙もない人だと思ってたから…｣


『まぁ、そう思われててもしょうがないね』




でも、ほんとは優しい人だよ？

Aからは幸せそうな匂いがした





『炭治郎、遺言を伝えてくれてありがとう
私も、もっと強くならないと』


伊之助｢…意味わからなかったんだが、何の話だ？｣


善逸｢伊之助は知らなくていいよ｣


伊之助｢仲間はずれか!?｣


善逸｢いや…言っても多分伊之助よくわからないと思う…｣


伊之助｢言ってみなきゃ分からねぇだろ？｣


善逸｢Aちゃんに付き合ってる相手がいるって話｣


伊之助｢…??｣


善逸｢ほら、わかってないじゃん｣


『相変わらず仲良いね』


善逸｢いや、どこが｣


『私、任務あるから行かなきゃ、またお見舞い来るね』


炭治郎｢ありがとうな｣


『いいえ…皆頑張ろうね』


伊之助｢今度勝負な!!｣


『はいはい』









善逸｢Aちゃん、ずっと悲しそうな音してた
柱でさえあんだけ不安になるんだな…｣


伊之助｢俺たちが守ればいいだろ！｣


炭治郎｢いや、俺たちの方が弱いから守られることになるぞ！｣


善逸｢ってかそもそも一緒に任務できないって｣


炭治郎｢それもそうだな｣









って思ってたのにな

まさか一緒に任務できることになるとは思わなかった

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