か な で ろ 参 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

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甘露寺｢え、え、さ、されたの…？｣


『はい』


甘露寺｢誰に…？｣


『えっと…不死川さんです』


胡蝶｢…………｣
甘露寺｢ええええええええ!?｣


『…あの、それで、なんなんですか？』


甘露寺｢しのぶちゃん…こんなにも純粋な子に教えていいのかしら…？｣


胡蝶｢…Aさんはもう16です
知っているべきです
いいですか、Aさん｣


『はい』


胡蝶｢その行為は接吻といいます
接吻とは唇を相手の頬や唇などに接触させることです
その行為の意味は愛情を示すもので、恋仲の男女がよく行う行為です｣


『…へ？』




恋仲がすることって言った!?




『はぁ!?なんで??なんで!?』




顔が熱い、心臓の鼓動が早い




胡蝶｢知りません、ご本人に聞いてください｣


『えぇ!?聞けって言うの!?!?
む、むむむ、む、むり…』


甘露寺｢まぁ、とりあえず一旦落ち着きましょ？
ほら、深呼吸して、吸ってー、吐いて、吸ってー、吐いてー…｣


『…すみません、焦ってしまって…』


胡蝶｢いえ、大丈夫ですよ｣


甘露寺｢ねぇ、Aちゃん｣


『はい』


甘露寺｢その、Aちゃんは、不死川さんのこと、どう思ってるの？｣


『どう……？』


甘露寺｢キュンキュンするの？｣


『キュンキュン…そういえば前にも聞かれましたね』


甘露寺｢そうだったかしら？｣


『えぇ、言ってました
でも、キュンキュンってなんでしたっけ』


甘露寺｢胸がきゅーってなって苦しくなったりときめいたりすることよ！｣


『胸が…きゅー…？』




思い返せば心臓を鷲掴みされるほど苦しくなったりしている




『心臓が苦しくなるような感覚のことですか？』


甘露寺｢それよ!!｣


胡蝶｢その感覚は不死川さんに対してだけですか？｣


『…そうかもしれないです』


胡蝶｢Aさん、それが恋っていいます
そしてそれが好きって感情です｣




好き…

私が、不死川さんのことが好き…？

なぜかそれはすごくストンときた




胡蝶｢私達はこのことを誰にも言いません
ねぇ、甘露寺さん？｣


甘露寺｢は、はい｣


胡蝶｢誰にも言っちゃダメですよ？｣


甘露寺｢わ、わかってるわ！｣


胡蝶｢応援、してますから｣









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ここで大正コソコソ噂話

Aはあまりにも焦ったり怒ったりすると口が悪くなるんだって！宇髄さんのせいかも？
そして、口が悪くなることは本人に自覚ないんだって

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