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玄弥「兄貴は…元気にしてるかァ?」


『はい、それはとても
きっと今日もどっかでぶっ殺してやるって言ってますよ』









.









不死川「ぶっ殺してやっヘッッッブション
あ"ー…」









.









玄弥「兄貴って俺の事話してたりするかァ?」


『いえ、弟がいることを聞いたことないです
不死川さんは自分のことをあんまり話すような人じゃないですから』


玄弥「…テメェはいつになったら敬語外すのかァ?
同い年かつ、階級が俺の方が下なのに敬語使うんじゃねぇよォ」


『わかった、敬語外すね
じゃあ、不死川、よろしく』


玄弥「玄弥でいいわ」


『そう』


玄弥「…テメェはよ、なんで鬼殺隊やってんだァ」


『自分の存在をつくるため
鬼殺隊にならなければ私はきっと何も無い人間になっていたから』


玄弥「鬼殺隊って鬼に恨みを持ってるやつばっかりだと思ってた」


『実際そうだと思うよ
その点でいえば私はちょっとおかしいのかもしれないね
目の前で鬼に元両親人殺されてるのを見てるのに、特に鬼に恨みはないよ
でも、人を守るために私は遠慮なく鬼を斬るけどね
ちなみに、玄弥はどうして?』


玄弥「…兄貴に認められたくて、兄貴に謝りたくて追っかけてきたんだ」


『謝りたい…?』


玄弥「母親が鬼になって俺と兄貴以外の兄弟を食った
兄貴は唯一残った俺の事守ってくれて、朝になって鬼は消滅
俺ェ、消滅していったのが兄貴が殺したと思って、兄貴のこと人殺しだって言ってしまって…!
俺を守ってくれたのにそれに気づかなかった
それから兄貴は姿を消したんだ…鬼という存在を知って撲滅させようと…」




聞いてるだけでわかる強い後悔




『そっか、伝えられるといいね

でも、そうだな
なんとなくだけどいつか仲直りできるよ
そんな気がする』


玄弥「…だといいなァ」









『…!
鬼が近くにいる!』


玄弥「ぶっ殺してやる」


『玄弥怪我してるじゃん、ダメだよ』


玄弥「大丈夫だから、心配すんな」


『でも…』


玄弥「大丈夫だァ!行くぞ!」


『…!

…鬼の数はざっと3体、多分そこまで人を食べてない、最終選別くらいの強さだ』


玄弥「じゃあ大丈夫だなァ」

『3体は固まってるっぽい、行くよ』









.









『響の呼吸、捌ノ型、鎮魂歌(レクイエム)




とりあえず1体




『…?
玄弥、消えかけてる鬼に近づいて何して…

…!?』




そこには、鬼にかぶりつく玄弥がいて、さっき怪我した傷が治っていた

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心裕(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています!何ので続けて欲しいです! (2019年11月8日 20時) (レス) id: f4990c4ae0 (このIDを非表示/違反報告)
みかんのかわ(プロフ) - 更新は続けて欲しいです!とても素敵な作品なので楽しみにしてます! (2019年11月8日 18時) (レス) id: bd0b20647b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新続けて欲しいです!この小説大好きなので!私はあまり被ってるのとか気にしないです。 (2019年11月8日 17時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 冷月さん» わー!!嬉しいです!これからも頑張ります! (2019年11月7日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
冷月 - わー!!この話すっごく好きです!これからも頑張ってください! (2019年11月7日 6時) (レス) id: 0628a6c5b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月5日 0時

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