朱雀の妻は元最強妖怪【妖怪ウォッチシャドウサイド】

エピソード１９ ページ28

〜自宅 朱雀side〜

それは突然の出来事だ。

『朱雀様……その……私……朱雀様の子を"妊娠"しました////』
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朱雀｢………は？｣

そう、我の妻が妊娠したと宣告してきたのだ。
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事は一時間前、Aの様子がどうも可笑しかった。さっきから嘔.吐を繰り返し、腹部に違和感があると言ってきた。

『朱雀様……私、ちょっと病院行ってきますね。すぐ戻ります。』

朱雀｢あぁ、何かあったら近くの者に頼れ、わかったな？｣

『はい、ではいって参ります。』

そう言ったAはすぐさま病院へと向かっていってしまった。

朱雀｢大丈夫であろうか……｣

我はAが心配でしょうがなかった。



そして数十分後。

『ただいま帰りました』

朱雀｢お帰り、どうだった？｣

『えっと……とりあえず……客の間へ……』

朱雀｢？？？あぁ｣

我は言われるがままに、Aについていく
何があるのかはまだ、わからなかった。


〜客の間〜

朱雀｢で？話しとは？｣

『そっ……それは……////』

何故急にモジモジしておるのだ……

朱雀｢どうした？言えないのか？｣

『……驚かないでくださいね？』

朱雀｢あぁ｣
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『朱雀様……その……私……朱雀様の子を妊娠しました////』
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朱雀｢……は？｣


そして、今に至るわけだ。

朱雀｢はっ……え？嘘だろ……？わっ我とお前の子が……お前の腹の中に……？｣

『っ///はい///』

朱雀｢えっえっ……はぁぁぁぁ！？｣

『おっ驚き過ぎですよ！あと驚かないとの約束では……！』

朱雀｢そんな大事を驚かずにはいられぬだろ！？｣

いやだってそうであろう？！一時間前のあれで妊娠していたことが発覚しておったのだぞ？！

そんなの……そんなの……嬉しすぎるであろう

『すっすみません……嫌でしたよね？』

朱雀｢嫌とは一言も言っておらん！むしろ……嬉しすぎるのだ///｣

『朱雀……様……』

朱雀｢そうか……この中に我とAの子が……｣

我はやっと正気に戻り、Aの腹部にそっと手をおく。

朱雀｢元気に生まれて来るのだぞ……｣

『……朱雀様私、この子を守り続けます。生まれて来てもずっと』

朱雀｢我もだ｣

我はAを優しく包み込んで抱き締める。








我の子が生まれたその時が









我は父親になるのだなと心から思った。

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