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ヘンリエッタ「いえいえ、良いんですよ。
わたくしはアカツキちゃんの事を隅々まで堪能させて頂きましたから。
本当はAちゃんの事も堪能したかったのですが…。」
A『あははは…まぁその内気が向いたらね。』
ヘンリエッタさんもアカツキの可愛らしい反応を思い出してうっとりとした表情で微笑んでいるが…私もと考えていたのか…。
アカツキ…すまない。
…助かった。
だが、そのアカツキ本人が涙目だったなどは論の脇に置くべきだ。
シロエ「で、それはそれとして本日は別件なのです。
今回は前回と逆に、力を借りたいことが出来ました。」
ヘンリエッタさんは才女風のリムレス眼鏡の奥からシロエと私を見ている。
おそらく、シロエの申し出は、多少意外の感は否めなかったのだろう。
まぁ、当たり前よね。
私が知っているシロエは実力あるプレイヤー。
そして性格は…情け深い。
たとえば相手が自分よりも実力で劣るなら――今回の〈
あの遠征において、私達は〈
おそらくヘンリエッタさん達の何十倍も上手にこなしただろう。
自分が役に立つ、上手くやれると感じれば、シロエは力を貸すことを躊躇わない。
しかし逆はどうだろう？
私の見るところ、シロエは常識的で情け深いと共に、内省的でとても……不器用な青年だと感じる。
他人を助けることに比べて、他人に助けて貰うのがひどく下手なのだ。
それは他の知り合いも感じ取っているのだろう。
そのシロエが「力を借りたい」と云う。
どんなお願い事があるのかという目でヘンリエッタさんは訴えている。
もちろん、他人に力を借りることが苦手なシロエの足元を見て礼を値切ろうなどという考えはないだろう。
マリ姉にはさらにないだろう。
しかし、本人がはっきりと「力を借りたい」と申し出るのは、意外だったと思う…と言うところかな。
小竜「なんでも云ってください。
シロエさん！」
ヘンリエッタ「ええ、そうですわ。
シロエ様は〈
その返答は…。
しかし、マリ姉は分かっているのだろう。
彼女だけはシロエの言葉に返答はしなかった。
☆★☆
2019/10/29
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豆乳ココア(プロフ) - レナナミル♪さん» 読んで頂きありがとうございます。私もログホライズンが好きでアニメも何度も見返す程です。更新も頑張ります！ (2019年10月29日 9時) (
レス) id: 4ab63936da (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - 初めまして！私ログ・ホライズンが好きなのですが最近更新してるのがこの、孤独なサモナーだけでよく見てます！ちなみに私はソウジロウ推しでこの夢小説でも沢山出てきてくれたら嬉しいって思ってます！長くなってしまいましたがこれからも応援してます！ (2019年10月29日 4時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆乳ココア | 作成日時：2019年10月28日 0時
