検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:59,498 hit

29時間目 稽古の時間 ページ36

宇髄side

今日は待ちに待った休日基、例の稽古の日

俺は現在時透の屋敷の天井裏に隠れていた

現役だし、14歳の天才剣士組の目は誤魔化せるだろうな

というかバレてたまるか

隠れている理由は勿論、時透の監視及び七瀬の護衛

時透のあのわかりやっっっっっすい重い愛を七瀬は未だに気づいてないし何なら時透のこと人懐っこい優しい人としか思ってなさそうな鈍感な野郎だ

そんな七瀬のいる場所が時透自身の屋敷ということもあって時透が派手に手を出しかねない

そういう訳で俺がここにいる訳だ


そして、もうすぐ時間ということもあり、時透は玄関辺りで不審者の如くウロウロしている

あいつ、ここの家主のはずだよな?

俺には危険人物にしか見えねぇ…


コンコンコンと戸をノックする音が聞こえる


すると、戸を開けて七瀬が遠慮がちに入ってきた


『お、お邪魔します…』

「いらっしゃい、柚子!」


さっきまでの不審者な装いはどこいったのか、俺の目には優しい笑みを浮かべた時透が映っている

普段からその表情で行けよ…

俺、そんな表情時透に向けられたことないんだが…


"時透、派手に邪魔するぜ!"

"何だ宇髄さんか……"


あの時の時透は冷めた目を俺に向けてきたな…

俺がそんな事を考えている間にも七瀬達は荷物を置いて中庭に出ていた

ちゃんと真面目にやれよお前ら…

そんな俺の願いが届いたからか2人は軽い準備運動をし始める


「それじゃ、はじめよっか」


七瀬に木刀渡して打ち合いし始める2人

あの時透が七瀬に対して真面目に打ち合いをしてる所に軽く感動するんだが……

まぁ手を抜いたと七瀬が知れば嫌われるかも知れないって時透が思ったのかもしれないが…

そこんところは本人しかわかんないけどな

30時間目→←28時間目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
115人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Ruriyuri - 読んでてとても面白いです。続きが待ち遠しいです‼️ (2022年3月16日 21時) (レス) @page39 id: 825b0bc841 (このIDを非表示/違反報告)
神崎葵。(プロフ) - 投稿お疲れ様です!とても面白いです!続き待ってます! (2020年4月12日 11時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしています! (2020年3月31日 11時) (レス) id: 104d0cd352 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪雅 | 作成日時:2020年3月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。