個性的ファミリー ページ30
ジリリリリリリリ_______
バンッ
「うっせぇ目覚まし時計の分際で私に喋りかけるな!!」
時計も早く買い換えないとな…
叩き過ぎてボロボロになってるし。一昨日買ったばっかなのに…
扱い方が雑?それはこいつが騒ぐからグーで殴ってるだけだよ(拷問)
今日は新しい学校生活2日目だ。
1日目であんなに学校に慣れるなんて…私って凄いわ!
「ふぁ〜あ…ねむ……そーだ二度寝しよ」
またもやベットに体を沈める。
ジリリリリリリリリリッ
バキッ
「うっせぇ消すぞ!!」
うるさかったから片手でぶっ壊した
私のせいじゃない。こいつがうるさかったからだ
「はぁ…うん、寝よう」
そしてまたもや毛布に包まると、
母「彩芽ちゃーん!そろそろ起きなさーい!」
あ、来た。
睡眠を邪魔する鬼が。
「……」
構わず私は寝る。
………
ああ、静か______
母「起きろ彩芽よ」
なんかめっちゃ近くで声が聞こえた気がするがきっと幻聴だろう
私は寝返りをうった
いちいち情報いらないって?別に良いだろ
薄らと目を開けると、視界いっぱいに母がいた。
母「彩芽ちゃん?」
めっちゃにっこりしながら私の名前を呼ぶ。
てか、
「ちゃん付けとかキモ」
バコッ
「ウヘェッ」
ベットから振り落とされた。この鬼め。
母「あら?こんな所に本があるわ。処分しなくちゃね」
「え?本?」
母親の手には、紛れもなく私の教科書があった。
すると母はポケットからハサミを取り出し…
って、
「はぁ!?ちょちょちょちょ%-#(@*#!?」
母「え?何語かしら…新しい近未来の言語なのかしら?」
私はすぐさま母の手から教科書を取った。
あんな凶器で可愛い可愛い教科書ちゃんを切り刻もうとするなんて…
「犯罪だわ。これは犯罪よお母さん。そんな凶器で私の子を斬ろうだなんて。ハッ!まさか数年前に私の理科の教科書を真っ二つにしたのは…!」
母「そそくさそそくさ…」
「逃げる気か!逃さんぞ!!私の大事な子を返せぇぇええ!!」
ドタドタドタッと階段を降りた
兄「うっせぇなぁ黙れよクソあや。俺は今クソ寝てたのにクソ起きたじゃねぇか」
「うっせぇなぁ黙れよクソ兄が」
兄「あ?」
「ん?」
母「まぁまぁ、早くお食べ」
机にはおにぎりが。
「え…何このおにぎり。顔が殺人鬼の顔しとるよ」
兄「俺のは…うん」
おにぎりがサイコパスの雰囲気を漂わせているのだが
どんな雰囲気だよって?
言葉では表現不可能だよ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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白姫 零 - 麦カケさん» ありがとうございますっ!初めてコメントを貰ったので凄く嬉しいです!これからも頑張ります!! (2020年12月26日 13時) (レス) id: 79918d1980 (このIDを非表示/違反報告)
麦カケ(プロフ) - 初めまして、こんばんは。とても面白いです!特にコンビニで迷子と、おにきりがサイコパスな雰囲気を漂わせているって言うのが好きです!元気貰いたい時はこちらの作品を読むようにします。作者様のペースで無理せず更新頑張ってください! (2020年12月15日 0時) (レス) id: ea0439ca7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白姫 零 | 作成日時:2020年12月8日 0時