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最後のメッセージに既読がつかないので少しだけ不安になる。しかし待っていると、十分もしない内にミヒャエルが駅から出てきたのが見えた。
髪を下ろしているからインナーカラーとピアスは分かりづらいが、そのモデルのような体型と顔立ち、長めの栗毛だけでも十分に人目は引く。加えて服装もファッション誌のようで、一応「目立たないように」をモットーにして服を選んだ澪とは正反対だ。
「(いや格好いいとは思うけどさ。並んで歩いてたらめちゃくちゃ目立つだろうな……)」
こうは思っても、約束したものはしかたがない。ベンチを立って、澪がどこにいるのか分からないらしくキョロキョロしているミヒャエルへ、合図のように軽く手を挙げた。と、気づいたミヒャエルが全速力で駆け寄って来る。
「合流できて良かっタ。待たせてスミマセン！」
「僕が早く来すぎただけで……、まだ約束の時間より前ですし……」
「ですかネ？ ア、お昼だし喫茶店とか入りませんカ!?」
「あ、はい」
澪は大きめのゲームセンターがあるらしい、以上にはこの辺りの事を知らないのだが、ミヒャエルは多少土地勘があるらしく、ずんずん歩いていく。大通りから外れて駅から五、六分行くと、割と大きめの喫茶店があった。
中に入って、適当な席につく。
「ココ、コーヒー安いのに美味しくテ」
ミヒャエルがそう言いながらも、ジュースと名前から大きそうなパフェを注文するので、澪も適当にパスタを頼んだ。
「(あのミヒャエルが僕なんかと……)」
緊張が一周回って、オーダーが通るまで、することもなく向かい合っているのが気まずく思えて、ついスマホに目を落とす。テーブルに肘をついたミヒャエルがすかさず話しかけてくる。
「一緒に写真撮っていいですカ!?」
「え、いいですけど……、オフの格好だから、インプタとか上げられると……」
「エ！ ……どうせオフでもイケメンなの隠しきれてないのニ〜」
図星だったようだ。というか、からかいだろうと分かっていても、自分で顔が少し赤くなっただろうことが分かる。ミヒャエルが更に畳み掛けるように、
「澪さんっテ、タメ口利かれるのイヤなタイプですカ？」
「別に、ミヒャエルさんの方が歳上ですし……」
「そうじゃなくテ！ 俺のコトはミヒャでいいシ」
そりゃあ、呼んでいいなら呼びたい。だって自分は「ファン」なんだから。
「えっと、じゃあ、……ミヒャ、……さん」
「アハハ！」
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和癒 - ここりどらすさん» 遅くなってしまい、申し訳ないです!!更新いたしました！本当に申し訳ございませんでした！ (2022年9月20日 13時) (
レス) id: c16c5fa71a (このIDを非表示/違反報告)
ここりどらす(プロフ) - アルフさん» ワ、ありがとうございます！ 和癒さんの澪くんは【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/2nayu2/】、うちのミヒャエルは【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kokoridora6/】にCSがあります…！ (2022年8月3日 7時) (レス) id: 29de6c45fc (このIDを非表示/違反報告)
ここりどらす(プロフ) - 和癒さん» 全然！！ 私も最近学校の部誌作るのでてんやわんやしてて… 来週までには落ち着くのでそしたらまた書きます！ (2022年8月3日 7時) (レス) id: 29de6c45fc (このIDを非表示/違反報告)
アルフ - すみません、、とても面白かったのですが、出演しているキャラクターの設定などはありますか？いきなり質問すみません！ (2022年8月2日 10時) (レス) @page21 id: c16c5fa71a (このIDを非表示/違反報告)
和癒 - ここりどらすさん» 遅くなってしまい、申し訳ないです!! (2022年8月2日 8時) (レス) id: f702b299fb (このIDを非表示/違反報告)
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