君が何もかも見えなくなるその前に【太宰治】

解説3 ページ43

題名の意味ですが、話の内容で多分気づいてない人が多いと思います。


15話の時点で夢主は目が見えなくなってきていました。一応そう言う描写は入れました。コレの設定は題名決めてから思いつたんですが、最初は、太宰さまが夢主の姿も何もかも見えなくなる前までに、伝えたいこと全て伝えようとする。コレが初期設定だったんです。

そして、コレが題名決めてから思い付いた追加設定なんですが、私(夢主)が貴方(太宰さま)の姿を見えなくなる前に色んな貴方を見ていたい。想い出を作りたい。死ぬのが先か、目が見えなくなってしまうのが先か…。が込められてます。
結局、ちゃんと目が見えなくなる前に死にましたがね。


要は二重に意味を込めたと言うことです。夢主目線と太宰さま目線での題名になっております。


最終話のサブタイトルは後悔はないって想いを込めました。ホントは見えたい、見たいけど…頑張るよって想いを込めてみました。
最後にも書きましたが

自分が見えなくても、君が自分と娘の姿を見てくれているなら、自分はそれで十分と言う意味で決めました。


ちなみに15話で、頬を赤く染めてその前のセリフが詰まったのは、レアないつもしてるへらりとした笑顔じゃなくて、自分だけに見せる自分だけの微笑みで笑ったからです。



リクエストがあれば短編でこの話の番外編？みたいなのは書こうかなとは思っています。ただ、続編ではなく、まだ書いてない書ききれなかったことや書きたかったことを書くだけなのでお間違いなく。

みなさんもこんなの見たいとか、こんなのがあったら良かった。もしかしたらこうなってた？ってのがあれば是非言ってください。

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