俺/僕だけを愛して…?2【stpr】、【BL短編集】

待ってるからね〜紫&赤〜 ページ37

莉犬side


あ〜……さとみくんにフラれちゃった…


莉「"ころんを傍で守ってあげたいから"ね……」


じゃあ俺の事は守りたいって思わなかったってこと?


なんとなくさとちゃんは、ころちゃんの事好きなんだなとは気付いてたけど…


莉「いざフラれると…心が……」


な「莉犬くん…大丈夫?」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


莉「うん………って、なーくん?!どうやって入って来たの?!」


な「莉犬くんがドア開けてくれたじゃんww」


そ、そうだっけ…?


精神的ダメージが酷くて……覚えてないや…



ななもり。side


な「さとちゃんにフラれたのショックだった?


俺で良ければ慰めるよ?」


莉「うぅ……なぁぁぁぐぅぅぅん」ｷﾞｭｰ


な「大丈夫だよ……莉犬くん…俺がいるからね?……ずーっと傍にいるから…


大丈夫だからね」ｷﾞｭｰ


莉「うん……ﾋｯｸﾞ……あぃがどぉぉぉ…ｽﾞﾋﾟなぁくぅん」ｷﾞｭｰ


きっと莉犬くんは


"ずーっと傍にいるよ"


って言う言葉を俺が伝えたい恋愛対象として受け取ったんじゃなくて


"友達""メンバーの優しさ"として受け取ったんだと思う


俺はさとちゃんみたいに途中で莉犬くんをフッたりしない…


莉犬くんが「もう良いよ!!」って言うくらい"好き"って言って、愛す


いっぱいギューってしたり、キスだってして俺の気持ちを伝えたい


莉犬くんに俺の愛をいっぱい注ぎたい…


莉「へ……なぁく…ん?」


莉犬くんがほっぺたを赤く染めて俺の方を見ていた


な「莉犬くん?どーしたの?」


莉「あ、あの……さっき……なーくんが言ってた事………って…」


な「ん?…………」


え…もしかして心の声に出てたとか?ww


な「莉犬くんを愛したいのは事実だよ?」


莉「…っ……ごめん…なーくん…俺……」


な「まださとちゃんのこと忘れられないんだよね?」


莉「う、うん……」


な「俺は大丈夫!!


俺…莉犬くんを困らせちゃったね……ごめんね?」


やっぱ、さとちゃんには勝てないよね…


俺がシュンとなっていると莉犬くんが


莉「お、俺の心の傷も消えて…その……俺の中のさとちゃんの存在が小さくなるまで……


えと……


待ってくれますか?」


と顔を赤くして、精一杯、潤目で言ってくれた


な「うん!!いくらでも待つよ!!


莉犬くんと一緒に居られる日がくるなら…


その莉犬くんの言葉を信じて待つよ」


莉「ありがとう……!!!」


きっと時間はかかるかもしれないけど



それでも良い…



莉犬くん…待ってるよ

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非リアどりーむ妄想中〜ジェルなな〜

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