俺/僕だけを愛して…?2【stpr】、【BL短編集】

桃色の王子様と黄色のお姫様〜桃&黄〜 ページ36

るぅとside


あぁぁぁ!!!!暇すぎます…


ずーっとお城の中で、お姫様の格好して…


僕は男なんですよ??


お姫様のフリはもう嫌です…


なーくん兄様みたいに王子様の格好したいです…


ｶﾞﾁｬ


僕が心の中で愚痴をこぼしていると部屋のドアが開いた


る「だ、誰ですか?!」


僕が尋ねると


さ「えーっと…と、隣の国から来ました。さとみです!!」


と、ふわふわな桃色な髪に透き通った青色の瞳、そしてイケボ過ぎる声の持ち主のさとみ?王子が答えた


る「ど、どうやって入って来たんですか?

門には家来がいるはずです…」


お父様や、お母様、なーくん兄様、なーくん兄様のお友達さんや、知り合いさん以外は通さないはず……


さ「あ…えと………こ、こっそり入って来ました!!」ﾆｺｯ


ふ、不審者です!!あわわわ…こう言う時はどーしたら良いんでしょうか…??


る「け、けけけけけ家来呼びますよ?!」ｱﾀﾌﾀ


さ「お、俺、なーくんの知り合いで…君のこと紹介されたんだけど…

嫁にどうかって」


?!僕が…嫁に?!


なーくん兄様、何を紹介してるんですか?!


る「ぼ、僕は男です!!


立派な男のこなんです!!」


さ「知ってるぜ?


知ってる前提で聞いてた」


うぅ…何言っても無駄な気がしてきました…(´･ω･`)


る「し、知ってるなら、お嫁さんには出来ないの分かりますよね!?」


さ「俺は…君……るぅとが良いんだ」


なんで、僕の名前を?!


そう考える僕を置いてっていい続けるさとみ王子


さ「俺は、なーくんからるぅとのこと聞いてて…


どの身分の子にも優しく接したり…


どんなに酷いことされたり、言われても許したりして…


どの姫よりも心が広いなぁって…


それ聞いて惚れたけど、今日会ってみて改めて惚れましたw


見た目と声の可愛さに←」


前半の方良いこと言ってくれてるなぁって思いましたけど…


終わりの方なんなんですか?


る「あの…僕は男なので…そう語られても…」


さ「毎日通って、俺のこと好きにもらうから大丈夫!!」ｷﾞｭｰ


なーくん兄様ぁ…なんで僕のこと話しちゃったんですかぁ


る「なっ?!は、離してください……」


でも、ちょっとドキってしてしまったのは別の話

待ってるからね〜紫&赤〜→←続き

聴くと癒される曲

非リアどりーむ妄想中〜ジェルなな〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す