『音楽が全てを制す都市』MIDYシティ ページ20
夕方
パーティが壊滅された後六つ子の自宅では怒鳴り声が聞こえていた。
アンゼリカ「あなた達何て事をしてくれたの!?」
1階のテーブルでは六つ子達がパーティをめちゃめちゃにしてくれた事を聞いたアンゼリカが尻尾を逆立てて六つ子達に説教していた。
アンゼリカ「トライクロニカにムカついたからライブを壊滅させたなんて大事件よ!?
いい?あなた達はとんでもない事をしでかして帰ってきたのよ!」
アンゼリカは六つ子達を睨みつけながら話を続けた。
アンゼリカ「あなた達がどこで武器を仕入れたのかは知りませんけど、今回は幸いメンバー達は軽い怪我で済んだけど、もし殺しでもしたら私達は助けませんからね!」
六つ子『こえぇ・・・』
その怒気には流石のクソ六つ子でも蛇に睨まれた蛙のように動けない。
クロウ「あのアイドル野郎もこの世界に飛ばされてたのかよ・・・」
卓袱台に座っていたクロウが気にくわなさそうに言う。
カラ「おまえの知り合いか?」
それに続いてカラ松もクロウの方をみる。
クロウ「ああ、以前俺達がMIDIシティにいた時にライバルだったバンドだ。
俺達はその前座をやったよ。」
おそ「前座?すわってたのかよ?」バシィ!!
チョロ「違げーよ!前座ってゆーのはメインバンドよりも先に演奏する事!要するに盛り上げ役!」
おそ松の突拍子もない回答にチョロ松がいつものハリセンでおそ松の後頭部を勢いよく叩いた。
クロウ「そうだよ、俺達の世界は『音楽を制する者が王になる』」
トド「『音楽を制する者が王になる』?」
おそ「何だそりゃ?」
クロウ「お前らシアンからなんにもMIDIシティの事聞いてねーんだな。」
クロウの意味不明な発言に六つ子達は頭にハテナマークを浮かべる。
一「俺達がシアンから聞いたのはお前らが全く別物の世界から来た事とお前らの仲間が他にもいる事だけだけど。」
アンゼリカ「いいですよ、クロウここは私が説明します。」
クロウ「そうか。」
アンゼリカ「私達の世界はさっきクロウ君が言ったように『音楽が全てを制する世界』です。
私達の世界では『対バン』が行われています。』
チョロ「あ、ソレ僕達の世界でも行われていますよ、まあ街ではやってない所もあるけど。」
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マスク - この話は六つ子とプラスマジカが出会い大変な日常になっちゃう話です。 (2017年11月9日 13時) (レス) id: 931feea682 (このIDを非表示/違反報告)
jow - シュウ☆ゾーやられたw (2017年8月16日 22時) (レス) id: 5618d35510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マスク | 作者ホームページ:http://SHOWbyrock
作成日時:2016年9月1日 7時