最強の特級呪術師は四級のふりして生きている。

壱 ページ4

夢主視点





五「炭奈〜！」




急に、悟に呼び止められた。





『何？どうしたのー、悟』





五「宮城県仙台市杉沢第三高校の百葉箱に両面宿儺の指を
取りに行く任務を恵に任せたんだけど、一人じゃ心配でさー。
そこで炭奈。恵に付いてって大丈夫か見ててくれない？見つからないように」





『まぁ、良いけど…何で見つからないように？』





五「細かいことは気にしなで行ってきて〜！」





『はいはい、分かった行くよ！君の可愛い生徒だもんね』





五「ありがと！僕も後で行くから。よろしくね〜！」





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記録＿＿＿2018年6月 宮城県仙台市杉沢第三高校





ということで、私は今悟の可愛い教え子の恵を
ストーカーしています←




ま、気配消してるし、大丈夫でしょ！多分！




プルルルル




恵の持ってるスマホから電子音が鳴る。





伏「百葉箱！？そんな所に特級呪物保管するとか馬鹿過ぎるでしょ」




うん、私も馬鹿だと思うよ。←




五『アハハ、でも、おかげで回収楽でしょ』




何か百葉箱空っぽな気がするんだけど…




恵が百葉箱を開ける




と、そこには何も入っていなかった。




やっぱり入ってない…ね。何で？！




伏「……ないですよ」




五『え？』




伏「百葉箱空っぽです」





五『マジで？ウケるね(笑)』




あははっ…ぶっ殺.してこようかな？(#^^#)←




伏「ぶん殴りますよ……」




よし(๑•̀ㅂ•́)و✧ぶん殴りな、恵！




五『それ回収するまで帰ってきちゃ駄目だから』




え？自分が回収したらいいのに。





伏(今度マジで殴ろう)





ーーーーーーーーーーーーーーー




伏「(なんだこのラグビー場……)
死体でも埋まってんのか？
(だとしても、このレベルがうろつくなんて…
おそらく２級の呪い。例の呪物の影響か……？)」




死体は埋まってるね、これは。





伏「(さっさと回収しないとな…)
クソ！気配がデカすぎる
(すぐ隣にあるようで遥か遠くになってもおかしくない)
これじゃ潜入した意味がまるでねー。
特級呪物……厄介過ぎだ
(気が進まないが一度学校閉鎖。
呪いを払った後隅々まで探すしか…)」




気配がデカ過ぎても、必ず特級呪物はこの気配より
強いから流石に気づくでしょ。





「こっちだ、こっち!」





「はやくしろ!」

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