10人目は頑張り屋さん4

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『何があっても5人でいてね。


誰かが道を間違えたら怒っていい。
でも絶対に見捨てないでね。


誰かが置いていかれそうになったら
みんなで支えてあげてね。



これから先、何があっても...

ずっと5人で笑っていてね。



それだけ約束してくれれば
もう思い残すことはありません。



今まで本当に、本当にありがとう。 雪白A』






優斗「Aちゃん...っ...」



瑞稀「..ずっと...ずっと5人で頑張るから！
たまには..俺らのLIVEを見にきてね。」



涼「Aちゃん、ありがとう。」



蒼弥「くっ...っ..」



龍斗「...ありがとう..」




誰一人、大粒の涙を拭うことなく
ステージの真ん中で6人、円になって抱き合った。






本当に幸せな3年間だった。

ジャニーさんの言葉は嘘じゃなかった。


ありがとう、ジャニーさん。


ありがとう、HiHiJets。






優斗「...っ...見学席にいるSnowManの皆さん！

最後にHiHiJetsからのお願いを聞いてください。


Aちゃんは今日、このLIVEが終わった瞬間...
HiHiJetsからSnowManへ完全移籍となります。

これから先、どんなに大変なことがあっても
絶対に10人でいてください。

絶対にAちゃんの手を離さないでください。


僕達の大切な仲間...

雪白Aちゃんのことを
これからもどうか宜しくお願いします！！」





「「「宜しくお願いします！」」」





5人横並びで見学席の方に必死に頭を下げている
みんなの姿が涙でぼやけた。




『みんな...』




SnowManのメンバーはみんな泣いていたけれど
それでも強く...強く頷いてくれた。






優斗「えー...名残惜しいですが、これでコンサートは
おしまいです。

最後に、俺たち6人のグループ名を大きな声で呼んでください！！いいですか！？」



ファン「..っ..」




蒼弥「ん？準備はいいですかー！？」




ファン「..いぇーい.」




涼「全然足りない！準備はいいですかー！？」




ファン「いぇーい！！」




龍斗「まだまだまだ！準備はいいですかー！？」




ファン「いぇーい！！！！」





瑞稀「じゃあ6人で手を繋ぎますか！
いい？いくよ？」





HiHi「俺たちがー！！」




「「「「Hi Hi Jets！！！！」」」」







涙と笑顔がキラキラと輝く中
私のHiHiJetsとしての人生は幕を閉じた。

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