56.夜空 ページ29
案の定、そんなことしてたらあっという間に夜になった。
貴「ふぅ…」
帰ってきたゆずちゃんが部屋まで持ってきてくれた、時間がたって氷が溶けた生ぬるいお茶を一気に飲みほし、一息つく。
冷房が長くついてると、冷房がききすぎて少し肌寒かったり、喉が乾燥したりする。
だから、いつもなら絶対に飲まない生ぬるいお茶が、今の私にとってはほどよい温度でおいしい。
グッと伸びをして、企画書を作成させるために持ってたペンをデスクに置き、イスから立ち上がる
急いで提出しなきゃいけないデザインの案や企画書があったから、集中して作成してたら気がつかない内に相当肩がこってたらしい。
肩に手を置き、腕をグルグルまわすと音がなる
…そういえば
今頃、なずな君どうしてるだろう
窓側によって日中は日光と熱を遮るために閉めてた、カーテンを開けて窓からほんの少し星がみえる夜空を見上げ、ふと、思い出す
きっと零君は、日影で一日中休んでそう。
光君は、合宿ではしゃいでそうだなぁ…
あんずちゃんは、自分の出来ることを探して動き回ってそう…いや、動き回ってるな
合宿に行った皆のしてそうなことが、頭に浮かび少し笑みがこぼれる
貴「さぁて…とっ、もうひと頑張りするか」
合宿に行った皆の事を考えてたら、気持ちがほぐれ、疲れがとれたような気がした私は、床に足がつかないイスに深く座り再びデスクに向かった。
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れるり(プロフ) - みゅーさん» 教えて頂きありがとうございます！更新があまりできていませんが、応援していただけてやる気がでてきました！更新頑張りますっ (2017年12月29日 22時) (
レス) id: 062464fcfd (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - コメント失礼します！55話、「スケジュール張」ではなく「スケジュール帳」だと思います！とても面白くて毎回楽しく読ませていただいています。更新頑張ってください！ (2017年12月14日 20時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れるり | 作成日時：2017年8月3日 15時
