【天月】最後は甘さで/ねむ ページ21
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今日は3月14日、ホワイトデー
私にとって16年間ずっと無縁だったイベント
でも今年は……
私は一ヶ月前のバレンタインにずっと想いを寄せていた天宮くんに告白した。
優しくて毎日太陽みたいな笑顔を咲かせている、そんな彼は一体何人の女の子を虜にしてきたんだろう。私もその中の一人だ。
人気者の彼と仲良く話せるほどのコミュニケーション能力を持っていない私には天宮くんと話す機会なんてそうそう無い。
高校一年生の時、関わりが少なくても分かる程の人柄の良さと笑顔に惹かれ気づいた時には彼に恋をしていた。
高校二年生。運良く同じクラスになれた私は天宮くんに惹かれていく一方だった。
そして私はバレンタインに告白をすると決めた。
何回も何回も作り直した初めての手作りチョコ。緊張しすぎてあまり覚えていないけれど、
天宮くんは私のチョコを受け取ってくれた
だけど返ってきた答えは
「 ごめん 」
予想通りの言葉だった。
関わりが無さすぎるし私と天宮くんでは釣り合わない。
分かっていた。分かってた、けど現実になると
悲しくて、辛すぎて涙が止まらなかった。
初めての恋。初めて自分で作ったチョコ。初めての告白。
その初めての連鎖の思い出は
ミルクチョコレートに包まれたビターチョコレートみたいで甘くて優しくてでも最後はほろ苦かった
恋なんて、しなければよかった。
忘れようと何回も頑張ったけれど、思っていたよりも私の中での天宮くんが大きすぎて一ヶ月経った今でもこの恋に終止符を打てていない。
でも私は振られているからホワイトデーなんて関係ないし期待なんてしていない。
私には関係ない
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雨上がりのcrew(プロフ) - ところで、甘味没収のときのセンラさんは夢主ではなく他の人と結婚をしていたのでしょうか、、、？隠し持っていた結婚指輪と書いてあったので、、、 (2019年7月16日 0時) (
レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
雨上がりのcrew(プロフ) - すごい。。。この作品私得←これからも更新頑張ってください！！ (2019年7月16日 0時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
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