◯(肌色注意) ページ25
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「限界」
汚れをふき取りうつぶせて気だるげに横になっていると、禄朗は体を起こしベッドから抜け出していった。冷蔵庫を開けたのか、薄暗い部屋の中に小さく明かりが広がる。
「喉乾いたろ」
「うん」
ペットボトルに入った水をよこしながら彼が隣に腰かけると、ベッドがギシリときしんだ音を立てた。
そのまま優希の腰のあたりを指で撫でる。
「これ」
とろけるような甘い声で囁きながら、指に力を入れた。ちょうどS字ライン、腰の骨の辺りの下着をつけていればわからない場所に小さなほくろが三つ並んである。
自分でも気がつかなかったそれを見つけたのは、禄朗だ。初めて体を交わした時のことだった。
「オリオン座見るたび思い出してた」
ぐ、っとスイッチを押すように三つのほくろを指でさらう。直結して中が疼いでしまうのをごまかしながら「ほくろ?」と問いかけた。
「そう、やけに色っぽくて、好きだ」
顔を近づけてきてその場所を舐め上げていく。冷たい水を飲んだ後の舌が冷たくて、優希は体を震わせた。
「冷たい」
「ん」
そのまま強く吸われ脱力した体が刺激に過剰に反応する。
「……っや」
四回、小さな痛みが走る。
「何やってんの……」
視線を向けると禄朗は満足そうに立ち上がり、荷物をゴソゴソとあさっている。愛用のカメラを優希に向けると軽いシャッター音が部屋に響いた。
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モノモノ(プロフ) - 花奏さん» 普通に続きますよ。この後も悲劇の連続なので、書くのが苦しいです(>_<)でも頑張って続き書いていくので、よろしくお願いします! (2021年4月12日 7時) (レス) id: 995658f693 (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - これ続きますよね、?深夜ながらに泣いてしまいました……。とっても素敵に物語が動いていて、私の心情が左右しまくっています! (2021年4月11日 23時) (レス) id: ed1d1a00c3 (このIDを非表示/違反報告)
モノモノ(プロフ) - 夜市さん» わざわざ感想ありがとうございます。情景描写の書き方は今でも尚苦戦します。亀更新になりますが、よろしくお願いします。 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 995658f693 (このIDを非表示/違反報告)
夜市 - 情景描写や心情の表し方がとても繊細で、素敵な話ですね。お体に触らぬ程度に更新、頑張ってください。 (2021年4月7日 14時) (レス) id: 5befe0aadf (このIDを非表示/違反報告)
モノモノ(プロフ) - 花奏さん» 感想ありがとうございます。明日美ちゃんが可哀想になってきたけど、頑張って更新したいと思います。 (2021年3月10日 8時) (レス) id: 995658f693 (このIDを非表示/違反報告)
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