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「…あれ、キルア…」

「あ、起きた?」

意外と早く目を覚ましたA。まだ完全に頭が回ってないのかボーとした目こちらを見る

「・・・!?」

そして俺に抱き抱えられてると知ると思いきり目を見開く。

「ご、ごめん!いつの間にか寝てて運んでもらって、今すぐ降りるから手を離せ!」

起きたばかりで混乱してるのか口調が少し可笑しい。

「別に大丈夫だって。俺、力あるし」

「そういう問題じゃない、今すぐ下ろして。…それにキルアの体、傷だらけなんだから、あまり無理しないほうが……」

「さっきも言ったけど大丈夫だっつーの、それよりAのほうが寝不足で大変そうだけど、さっきだって起こしても起きなかったし………」

キルアは最後のほうどもり少しAに目線をずらす。何か隠してるなと思うA。冗談であることを言ってみる

「まさか、寝込みを襲おうとしたとか…なーんて……」

「なッ!な…なんで俺がテメェみたいな男女なんか襲わないといけねぇんだよ!」

(お…男女!?)

その言葉に軽くショックを受けるA。冗談で言ったのにどうしてそこまで起こられなくちゃいけないのだろう

「というか、下ろしてよ。重たいんでしょ?」

「もしかしてお前、まだハンター試験のこと根に持ってるのかよ」

※つい最近、蜘蛛の緋で第三次試験のゴンバージョンをつくったからそれを見てね

「当たり前でしょ、女子はそういうのには敏感なの」

「んー重いけどまだ体調良くなさそうだし仕方ないから運んでってやるよ」

「いや、頼んでないから」

そうふわりと笑うAは本当に人形みたいだった。恋は盲目。本当にそうかも知れない


でも本当にAがモノだったらアイツと平等に分け与えることも出来たのかな…

91→←あとがき



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れたす(プロフ) - 無くしたペンの話はどうなったんですか? (2016年8月9日 10時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
アオヤマ - クロロさんでお願いします! (2016年4月17日 14時) (レス) id: 09cc470949 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - クロロに1票お願いします! (2016年1月21日 23時) (レス) id: f3025ef719 (このIDを非表示/違反報告)
リューシュ - クラピカに1票です (2015年3月30日 13時) (レス) id: 2a0feee924 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - クロロに一票 (2015年2月4日 22時) (レス) id: da02cd0c49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛々 | 作成日時:2015年1月7日 23時

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