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「まあ、次はこっちの番です。私達は何も盗っていません。だから私を逃がしてくれれば命は助けます」
冷たい目で言うA。前のAとは全くの別人…私の知っているAはこんなのではない…
「はっ、女一人で何が出来る」
「これはお願いではなく忠告です。今から私の仲間がここに来ます(多分…)。今、ここで話してくれれば命は助かりますよ(多分…)」
「客はどうした?我々の仲間がそこにいた。答えろ」
そう、コイツは別人…コイツは私の同胞を殺した蜘蛛の一人なんだ…気を抜くな…
「殺した。・・・そういう予定だったから」
そしてAの顔の横を私の拳が通る。びびる様子もなくただ単に私の目を見つめる…
どうしてそんなに変わってしまったんだ…あんなに殺しは嫌いだと言っていたお前が…
「貴様らの勝手な都合でどれだけの命を奪ったんだ!!」
「・・・・・」
「よせ、クラピカ。競売品が無事ならそれでいい。コイツは用済みだ。このままコミュニティーに引き渡す」
「残念」
『約束通り例の場所で』
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れたす(プロフ) - 無くしたペンの話はどうなったんですか? (2016年8月9日 10時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
アオヤマ - クロロさんでお願いします! (2016年4月17日 14時) (レス) id: 09cc470949 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - クロロに1票お願いします! (2016年1月21日 23時) (レス) id: f3025ef719 (このIDを非表示/違反報告)
リューシュ - クラピカに1票です (2015年3月30日 13時) (レス) id: 2a0feee924 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - クロロに一票 (2015年2月4日 22時) (レス) id: da02cd0c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛々 | 作成日時:2015年1月7日 23時