東方霊々夢 (ページ10)

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霊々夢４(後編)　２ページ10

紫「だからこその封印」

紫「巫女かかけた封印は二つ」

紫「大量に得た闇(エネルギー)を最小限に抑える封印と」

紫「彼女のおかした罪を包み隠す封印」

紫「二重封印」

紫「・・・」

紫「・・・これが・・・たった一人の・・・彼女なりに考えた・・・・」

紫「彼女が望んでたもう人を食べたくない望みに」

紫「最も近く」

紫「彼女に近い境遇まで生まれて」

紫「親友であるあの子だからこそできた」

紫『生きてほしいとあの子が願った最善の策』

紫「私は・・・・私は…あの子のために何もできなかった」

霊夢「・・・・・・・」

紫「でも・・・その封印も解けたわ」

紫「状況も最悪」

紫「・・・彼女(ルーミア)ならこの先に居るわ・・・」

紫「記憶を取り戻した彼女は・・・」

紫「きっと今絶望の中に居るわ」

紫「そこであなたは巫女としての苦渋(くじゅう)の選択が待ってるわ」

紫「それでも・・・」

・・・・・もし
彼女を
　救えるとしたらあなただけ

紫「だってあなたは一度彼女を救ってるから・・・」

紫「まあ・・・悪くない日々だったかもね」

＿＿＿

「あら・・・」

「誰かと思ったらあなただったのね」

大ルーミア(？)「・・・大きくなったわね・・・霊夢」

＿＿＿＿＿＿＿＿(この間画像集)

紫「・・・」

紫「橙(ちぇん)？」

「まったく」

紫「藍・・・」

藍「本当は…私たちが仕掛けた結界も無意味でこうなることもわかってたんですよね？」

紫「そうかもね」

藍「まったく・・・」

藍「貴女はいつもそうやって一人で抱え込んで・・・・」

藍「もっと私達を信用してください」

藍「私たちは貴女の式で」

藍「家族なんですから・・・」

紫「そうね」

紫「あとはあなたたちに任せて」

紫「私は暇をもらうわ・・・」

ありがとう・・・・藍・・・
・・・貴女も後は任せたわよ・・・
　・・・霊夢

＿＿＿

霊夢「・・・・」

大ルーミア(？)「本当に・・・会いたかった・・・」

大ルーミア(？)「だって・・・」

大ルーミア『((またおいしい巫女が食べられるのね))』

続く