あくまで恋じゃない【名前変換オリジナル】

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今日は休日です！





「…ぐぅー」





天野椎奈、本日も寝ています。早寝遅起き




蒼太「おねーさん」




「…ぐぅー」



蒼太「おねぇーさん！」


「んぐぅー」




蒼太「…起きろよ」





「…んー、タピオカ〜」


蒼太「ブッ笑笑」





「…ん？蒼太くん？」



蒼太「寝言までお姉さんらしいね」






朝起きると(正確には昼)いとこが私の顔を見て笑っていた。
なにがなんだか






蒼太「タピオカ、連れて行ってあげよっか？」




「い、いいの！？私行ったことない！」



私にしては食べ物につられていた。
だって気になるじゃない
みんな可愛い女の子達は持ってるもの






蒼太「さ、着替えて？」




「うん…」




あれ…これってもしかして…






蒼太「初デートだね？お姉さん♡」



「でえと…」







その響きに謎の懐かしさを感じ、私はいつもより少しだけ可愛い服を着た。


高校生と一緒に歩くとか大丈夫なのか？
もしかして年下好きとか言われたり？
いや、自分考えすぎ…




蒼太「お姉さん！いこうよ？」



「う、うん！」








玄関で靴を履いていると、お母さんがリビングから顔を出した。





母「あら？？椎奈と蒼太くん出掛けるの？」





蒼太「ちょっと親睦を深めようと！」



「…」







私にとって、大事な休日をこの猫かぶり高校生とのデートに当てる事になった。

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