きらきら ページ39
『芹那!おはよう!』
芹「あかり、おはよ!・・・って、え?」
『?』
芹「どしたの、なんかキラキラしてるけど。」
『ええ!?』
芹「いや、物理的なキラキラじゃなくて。なんかこう、瞳が輝いているというか」
『ふふ、だってね、芹那!』
芹「う、うん。どした。」
『ピアノ、またやるんだ!』
芹「・・・え!?」
『昨日も弾いたの!』
芹「・・・そっか。よかったあ・・・」
泣きながら抱きついてくる芹那。
『せ、芹那?』
芹「だってあかりピアノ弾かなくなってからいつもどこか寂しそうだったから。」
・・・・知らないうちに心配かけてたんだ、芹那に。
『・・・うん、ごめんね。芹那。』
芹「いいよ、全然。」
芹那は涙を拭きながら私から離れた。
芹「でも、こんなに元気になるとかびっくり。」
『だって!大切なものに気付けたんだよ!」
芹「ふふ、そっか。ほらはやく行こ。遅れちゃう。」
『うん。行こう!』
芹「ピアノはいいけど、勉強してる?テスト期間だよー」
『ばっちり!』
私は手でオッケーマークを作ってみせる。
芹「・・・なんか、ちょっと怖いわ・・」
『え〜』
教室
奈「あかりちゃん、芹那ちゃん、おはよう〜!」
結「おっはよ〜!」
『おはよう!』
芹「おはよ。」
奈「あかりちゃん、なんかいつもよりニコニコだね。」
結「思った。どしたの。」
『え〜、今日天気いいからかな!』
奈「あっ、なるほど・・・じゃなくて!」
結「初めて見るあかりちゃんだ笑」
『なんか、目が冴えて!』
芹 奈 結 「「「(本当に/まって、どうしたの!?)」」」
『じゃあ、席行くね!』
呆然と私を見つめる3人を放っておいて席へ向かう。
『あ、おはよう!白布くん。』
そう白布くんに声をかけると、白布くんはぎこちなく顔をこちらに向ける。
白「・・・おはよ。」
私は顔をさらに笑顔にして席に着く。
そんな私を白布くんは驚いたように見てから怪訝そうな顔になる。
白「・・・どうした。」
『どうもしないよ〜。ただ、またピアノすることになって嬉しいの!』
白「ふーん。良かったね。」
『うん!白布くんのおかげ、本当にありがとう。』
白「どういたしまして。」
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おしお - それにあかりもですね・・・。あの美女2人の容姿めちゃめちゃ好きなんです・・・。 (2020年2月18日 22時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - はい!ハニレモ大好きです!芹那ですよね笑「那」の部分だけ変えて他はまんまモデルにしました。不快に思わせてしまったならばすみません・・・ (2020年2月18日 21時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 急ですみません。 あの、八二一レモンソーダ読まれてますか? (2019年11月9日 0時) (レス) id: d5865b86c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おしお | 作成日時:2018年10月9日 15時