その女、元超大物呪術師。

49日目 ページ18

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貴女side



傷が気になり起き上がって服を脱ぐ

下着姿となって包帯をとき再度背中に触れる




貴女『傷はあるな…呪霊の癖に…反転術式が自分に使えないってな…笑えるな』


「金喜さん、夕ご飯持ってきた____」




貴女『アホ毛k「ごめん！！」オイ』





思いっきりドアを閉めて出ていく。
何しに来たんだよ。





貴女『やめやめ考えるのはよそう』





Tシャツを来てドアを開ける。






貴女『アホ毛飯持ったまま行くんじゃねぇよ』



磯貝「だって、金喜さん着替中だったし！！」



貴女『別に気にしねぇ入れよ』





アホ毛を中に入れて飯をテーブルに置く





磯貝「立っても大丈夫なのか」



貴女『大丈夫じゃなかったら立ってねぇ』



磯貝「そうだね…俺行くね」



貴女『行くな』






反射神経っていうのか分からんが
アホ毛の服を引っ張った。



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磯貝side



自由行動で集合時間になっても彼女は戻ってこなく皆で探し回った。

見つからなくて諦めかけた時、着信音が何処かで鳴り響いていた。

探して探して、路地裏で彼女が血を流して倒れていたところを発見した。


脈拍を図る、良かった生きてる…！




俺はすぐに殺せんせーに連絡を入れた。

その間に前原達も気づいて近寄ってくる





矢田「うそっ金喜さん…！！」


片岡「止血しないと！」





手に付着する彼女の血
皆で止血に励む





磯貝「生きてくれ…お願い…」





俺は金喜さんに抱きついてただ願うだけだった




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って彼女が隣で夕食をとっている中思い出していた。




貴女『美味い』


磯貝「だよね！味がマッチしてるというか！」





行くなって言われた時は呼吸するのを忘れた
何せ彼女の口からそんな言葉が出てくるとは思わなかったから






貴女『アホ毛』



磯貝「ん？」



貴女『お前が見つけてくんなきゃ今頃寂しく死んでたかもしれない

____私を見つけてくれてありがとな』



磯貝「ｯｯ！！」





会った中で初めて彼女の優しい笑みを見た
心臓に悪い…





貴女『礼だ受け取れ』




磯貝「おもっ何これ」



貴女『開けてみろ』




震えて渡された封筒を開封すると諭吉が数十以上
ん？ん？ン"！？




磯貝「あっあの…因みにこれいくら入ってルンデスカ…？」



貴女『なんでカタコトで敬語なんだよ
30以上は入ってるはず…って大丈夫か？』




見慣れない金額に頭がパンクした。

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