その女、元超大物呪術師。

過去編 ページ15

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五条side



五条「おい」



使用人「なんでしょうか」



五条「Aは何してんだよ」



使用人「…」



五条「答えろ」



使用人「お答え出来ません」





車のドアをガチャガチャするもピクリとも開かない





五条「なんで開かねぇんだよ」



使用人「…」



五条「おい何か知ってんのか？答えろ！！」



使用人「っ…実は____」



五条「は？」






_________







走って、走って、






五条「ﾊｯ…ッハッ…ｯｯ！！」





AッA…！！！





あいつの元へと急ぐ。






____________





使用人「実は___

悟様のお父上様からご連絡が入りました

呪詛師にて五条悟暗殺計画を今日実行するとッ
それでｯｯ…菅原様が…身代わりにｯｯ」


五条「クッソｯｯA…！！」


使用人「悟様！！」




車のドアを破壊させようとするがピクリともしない。




五条「なんっで開かねぇんだ！！」



使用人「っ無理もありません…菅原様の術式にて絶対開けられません…"終わる"まで」



五条「終わる…まで…？なんだよ終わるまでって…！！」



使用人「"戦いが…終わる"まで…」






___________





貴女side



「あんなにいたのにもう半分以下…」

「流石賞金額兆越えだな」



貴女『ハッ…ハッ……』





ファー疲れる。疲れた。
"帳"を張ってザコは近寄っただけで祓えるが厄介な奴はまじ厄介。うぜえししつけぇ。

呪具持ってんじゃねぇか。くそ。





「このしねぇぇ！！」


貴女『美女に言うセリフじゃねぇだろ土に還れ』




呪詛師っっても人間。
3m内だな？
拳を握り締めて殺す。




貴女『残りちとか…なら__これで終わらせ」



トスッ
肝臓に刃が刺さっていた。

私の背後には小さな女の子





貴女『なんで…』



「ごめんなさいｯｯこうしないと…お母さんがｯ」





一般人は"帳"の外に逃がした筈だ
なんでまだ中にいる…まさか呪詛師か

あまりにも呪力が弱すぎて気づかなかった






貴女『約束する…君のお母さんを助けるから刺しているものとってくれ』


「お姉さんｯ」






肝臓を刺された所から血が流れる
意識が朦朧とする

だが今はそんなことしてる場合じゃない









貴女『勿体ぶっちゃいけねぇな
いつまで持つかわかんねぇし



お前ら感謝しろよ一緒に地獄に逝ってやる


___「領域展開 天大在神」』



発動と共にその場にいる全てが闇へと呑み込まれた。

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