みんな大好き北さんの妹【稲荷崎】

合宿 ページ43

　
　
そして、やっときた合宿。
　
　
稲荷崎「「「お願いシャス！！！」」」


黒「稲荷崎は早いねぇ。宮城の誰かさん達より全然早くてびっくりだわ」


夜「おーいAが来たぞーリエーフ！」


『え私？』


夜「なーんか言いたいことがあるんだって、聞いてやってくれ」


北「言いたいこと…？」


『信介は引っ込んでて』
　
　
リ「やっと来た！おい！A！俺と…」


侑「アカァァァん！！！」


うわなんだコイツ。今日初っ端からテンション高いな。新幹線で疲れてんのに勘弁しろよ。


侑「Aは北さんのモンやねん！どこのウマノホネかわからんやつに渡せんわ！」


『誰が信介のモンだコラ。てか多分さ、告白とかじゃないよ。こんなテンションで告白するとかやばいやつがすることだからさ』


リ「そーですよ失礼な！！俺がAになんか告るわけないじゃないですか！」


『お前もだいぶ失礼なんだけど』


リ「ま、まあとにかく！この合宿で俺と勝負しろ！！女子なのに俺より上手いって言われてんのはムカつくからな！」


『女子なのにっていう言い方大嫌いだから却下』


リ「えぇ…」


侑「…ふっ」


リ「覚えてろ！！」


灰羽はそう言うとどこかへ行ってしまった。


『なにあいつ』


急に覚えてろとか意味がわからん。


黒「ま、とりあえず荷物とか置いてきてよね。A案内できる？」


『自分でやれ』


黒「冷たいなぁ。じゃ、着いてきてくれません？」


北「わざわざおおきに」


黒「いえいえ」

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